誰にでも苦手なものはありますが、その中でも「異性が苦手」な人がいます。
さまざまな要因で異性が苦手になったりします。
また、そのような人には、それぞれ特徴があります。
今回は、異性が苦手な人の特徴を6つ紹介します。
【特徴・方法】
1.異性との関わりが少なかった
幼少期から大人になるまで、異性との関わりが少なかった人がいます。
例えば、男子校女子校に通っていた人や、両親以外に異性の家族がいないなどです。
幼少期は「異性」という意識が薄いです。
その幼少期から、兄弟姉妹がいたり、幼馴染の異性がいたりした場合は「異性」という壁がほとんどなく交流できます。
しかし反対に、これらの関わりがほとんどなかった場合は「異性」を意識する年齢になるにつれて、関わりがないので、余計に理解できないものとして認識が強くなってしまいます。
2.自信がない、自己肯定力が低い
簡単に言えば、ネガティブ思考の人です。
自分に自信がなく、自分の弱みばかり気にしてしまい、異性に限らず、相手に自分をうまくアピールできない人がいます。
このような人は、異性に対しても同様に、もしくはそれ以上に反応してしまいます。
些細な言動でもマイナスに考えてしまったり、考え方をうまく切り替えられずにストレスを感じてしまいます。
また「どうせ~だから」と諦めるクセがついている人も、異性との交流を避けてしまいます。
3.周りを気にしすぎる人
周囲の目ばかりを気にする人や、他の人の行動ばかり気にする人、他の人に気を使いすぎる人がいます。
たった数秒の会話でも「相手に迷惑をかけていないだろうか」「もう帰りたいのだろうか」「帰りたいと言われる前に帰る空気にしなくては」など、相手に気を遣いすぎてしまい、人と交流するたびに疲労感があり、強いストレスを感じやすい人は、異性に対しては、より一層、ストレスを感じます。
このような人は、自分の損得よりも、相手を怒らせないように、相手に常に気持ちよく過ごしてもらいたい、など、相手への配慮をしすぎてしまいます。
4.プライドが高い
知識や高学歴の人、そうでなくても、理想が高かったりする人は、異性が苦手な人が多いです。
勉強ばかりしてきて、異性との交流がなかった人はもちろん、社会に出てから異性との交流が増えていく中で、苦手意識も出てきます。
しかし、知識や学歴が強みの人は「恋愛が不要」と思う人もいます。
実際に恋愛がなくても生きていけますが、異性の理解があまりできていないため、自分を変えられたくないという気持ちがあったりすると、日常生活の中での交流の際でも、異性を苦手と意識してしまいます。
5.過去の経験
過去の経験が原因で、異性が苦手な人も多くいます。
恋人に暴力を振るわれたことがある、親に虐待を受けていた、異性からいじめを受けていた、など、過去の経験や環境が原因で、トラウマになっているケースです。
異性に触れられるだけで、名前を呼ばれるだけで、恐怖を感じることもあります。
これらのケースは、無理に克服しようとすると、逆にストレスになったりします。
PTSDなど精神的にダメージが残ることもあるので、専門的な治療が必要になることもあります。
6.恋愛で失敗したことがある
過去の恋愛で、浮気をされたり、金銭トラブルに巻き込まれたり、何らかの異性からの裏切りなどを経験した場合です。
これらの経験をすると、異性は皆同じことをするのではないか、などと思い込んでしまいます。
そうではないとわかっていても、そう思ってしまいます。
身をもって経験したからこそ、異性への苦手意識が強くなり、避けてしまったり、高圧的な態度をとってしまったりすることもあります。
これらは、その人がその後に良縁に巡り合えれば、克服されることもありますが、そもそも恋愛で失敗した経験があるので、恋愛自体に発展することが困難な場合もあります。
苦手意識は無理に克服せず、ゆっくり異性を知ろう
いかかでしたか。
異性が苦手な人の特徴を6つ紹介しました。
この他にもさまざまな特徴があります。
これを読んだ方は、少なくとも、少しは異性が苦手と思っている人か、もしくは、周囲に異性が苦手な人がいて、理解しようとしてくれている人でしょう。
異性への苦手意識は、一人ひとり、育った環境や経験も違うので、克服できるとも限りません。
人は誰でも苦手なものはあります。
心の問題でもあるので無理に克服しようとすると、ストレスになってしまい、健康的な生活が送れなくなることもあります。
まずは、自分の性格をよく理解してみることから始めても良いでしょう。
自分の異性への考えや行動を理解したうえで、少しでも変えられることはないか、専門的な治療が必要なのか、判断ができます。
自分を客観的にみれていないだけのこともあります。
「異性」というものにだけとらわれず、少しだけでも相手をどういう人間なのか、理解しようとしてみることも大きな一歩かもしれません。