社会の主流文化とは異なる、一部の人による下位文化を「サブカルチャー(サブカル)」と言います。
この各種サブカル自体は特に悪くないものの、のめり方によっては「サブカルクソ女」と言われても仕方ないほど、問題のある人間になってしまうこともあります。
今回はそんなサブカルクソ女の特徴をご紹介します。
【特徴・方法】
1.派手で奇抜な服装を好む
一般的にはとても着られないような服で平気で街を歩くのも、彼女たちではごく普通の行動です。
極彩色で目が痛くなるようなものや、あるいは全身真っ黒など、その奇抜さも様々です。
自分の完全オリジナルというよりは、何かのめっているサブカルに影響されていることが多数です。
何を着ようと自由ではありますが、TPOを全く考えないケースも多く、連れ立っている知人などが非常に嫌な思いをすることもあります。
2.特徴的な髪型がほとんど
サブカル女子では「マッシュヘア」も人気ですし、マッシュ系はサブカル男子でも多く見られます。
また、どう形容して良いのかわからないような髪型をしている場合もあります。
こちらに関してもある程度のTPOをわきまえてくれれば問題はありません。
しかし、それでアルバイトの面接に落ちたようだと怒ったり、いわゆる「一般的な髪型の女子」について「迎合している」などとあからさまに文句をつけることもあります。
そうなってくると「サブカルクソ女」と陰で言われてもやむを得ないでしょう。
3.同じ趣味の者同士で、なぜかケンカをしやすい
オタク系全般にも言えることですが、同じ趣味を持っている人に対して「知識量では自分が勝っている」「彼女はあの漫画について適切に理解していない」など攻撃しあい「自分のほうが上だ」と考えようとするのもサブカル女子で見られることです。
また、漫画作品などについても「初期は良かったが、後期はゴミ」など、直ぐ優劣をつけようとするのもサブカル女子でありがちです。
行き過ぎれば「サブカルクソ女」扱いも避けられないことであり、一般的な人はもとより、…いやむしろ、似た者同士で嫌い合ってしまいます。
4.オカルト的方向にのめって周囲を困らせることも
いわゆる「一般的な人」でも「不思議な物語」「少し怖い話」「占い」などには興味を示すものですね。
ただしそれらは「たしなむ」程度の話であり、人生観そのものがそれらで支配されてしまうことは、まずないでしょう。
しかしサブカル女子では、きわめてオカルト的な考え方に染まり、根拠のない健康グッズや、同じく何の根拠もない怪しいカウンセリングなどにハマってしまうことがあります。
それで経済的に破綻してしまうようでは、やはり「サブカルクソ女」とされても仕方がないでしょう。
5.「一般的なもの」「主流のもの」が間違っていると考える
いわゆる一般的な学問、科学、標準的な医療、広く親しまれているタイプの芸術など「一般的なもの」「主流のもの」について文句をつけやすいのも、サブカル女子で見られる傾向です。
確かにいわゆる「一般大衆」について、無難でつまらないと思う心理は理解できます。
しかし自分たちも「何か」にのめっており、それが「科学」などに比べれば遥かに脆弱な基盤にもとづいていることに気づかないのも「サブカルクソ女」で見られることです。
家族が重い病気で苦しんでいるというとき「医者はすべて間違っているから行かせるな」などと言われたら、たまったものではないですね。
「常識を疑うこと」も大切ですが「自分の信じるもの以外、全て間違っている」とするのでは、行き過ぎです。
また、一般的に受け入れられている学問や科学について理解がある場合もありますが「歴史だけに詳しい」「社会学の本ばかり読んでいる」など偏りが激しく、学ぶことについても「教養をつける」「実生活に活かす」といったことではなく「どれだけ知っているか」でマウンティングし合うなど、残念な方向に行ってしまうのも彼女たちです。
6.好きなものが流行ると、興味を失ってしまう
いわゆるニッチなもの、コアなものが好きなサブカル女子ですが、それらが一度流行ると、興味を失ってしまうのも特徴です。
本当に好きであれば、流行っていようがいまいが、関係ないのではないでしょうか…?まあ、好きなインディーズバンドが急に大ブレイクしたなどで、少し残念に思ってしまう気持ちなどは、想像できなくはないですけどもね。
「流行」「社会の主流」に”逆張り”しているだけの、皮相な考えの人が多いのも「サブカルクソ女」で見られることです。
本当に何かが好きで純粋に愛好することは、もちろん害ではありません。
7.共感能力がない
こだわりの強いサブカル女子ですが、裏を返すと、人々の持つ「様々なものの見方」に共感する力に欠けています。
やや男性的思考(中でもこだわりの強い男性と似た思考)が強いともいえるでしょう。
しかし、サブカル系女子同士、あるいは男女問わずサブカル系同士で仲が良いのかといえば、そうではなく、作品やバンドの細かな解釈などについて争ってしまい、お互いについてや、作品アーティストについていちいち順位をつけたり否定するなど、不毛な争いを繰り返します。
度合いがすぎれば「サブカルクソ女」と呼ばれても致し方ありません。
8.結局、自分がありそうで、ない
「大衆的なものに迎合しない」のは良いとしても、一部マイナーアーティストの狂信的なファンになったり「○○という漫画の世界観こそ至高」などと、オタク的な賛美を行う場合もあります。
外見など個性的であるため「自分を持っていそう」と感じさせることもある彼女たちですが、実際よく話してみると、結局何かへの誰かへの信奉が強いだけであり「自分」が見えないこともあります。
一見して「どこにでもいそうな女子」のほうが遥かに自分を持っており、大人なこともあります。
「サブカル女子」は、特に一般男性に嫌われるわけでもなく、好かれるでもありません。
過剰に親しくならなければ、女性からもそうは嫌われません。
しかし「サブカルクソ女」のレベルになってくると、周りに迷惑になることもありますし、深そうでいて実は浅薄な思想、独特の残酷さ(自分の考えに合わないものを無視するなど)に、ガックリしてしまうこともあるでしょう。
「主流にならない」「迎合しない」こと、それ自体が目的になってしまっているのが、彼女たちです。