人の人生すらも変えてしまうことがある「影響力のある人」。
こうした人には特徴があり、自ら影響を受けようと近付いている背景もあります。
どんな人のことを影響力がある人と言えるのか、具体的にその特徴をご紹介します。
1.目立つ人
学校で言えばクラスの中で、仕事で言えば同じ部署の中で、特に目立つ存在の人には影響力があると言えます。
容姿が優れていたり、言いたいことをハッキリ言えるタイプの人であったりと、その目立ち方は人それぞれ。
ただ、その場においてその人がいるだけで、空気が変わるようなことがあれば、その人は目立つ人として認定できます。
例えばその人が「○○しようよ」と言えば、そうしなければならない雰囲気になり、また周りの人も「したい」と思う空気にします。
逆に「そんなことやめなよ」と言えば、それまで良しとされてきたことであっても、その瞬間からダメなものとして把握するようになる。
このように目立つ人は、人に与える影響力が強く、その場の流れや空気さえも変えてしまうことがあります。
2.何かで成功している人
例えば会社であればトップの存在の人、スポーツで世界一をとるなど、何かにおいて成功している人は影響力がある人と言えます。
何かで成功している人、トップに立っている人というのは、それなりに努力をし、
その道を真っすぐに生きてきた人であると言え、簡単に人が真似出来るものではありません。
成功に至るまでの努力や道のりに興味が湧き、なぜ成功することが出来たのか、皆「知りたい」という感情を持つために、関心を抱く存在になります。
影響力がある人には、人を惹きつける魅力があったり、興味のそそる人間であることが求められるため、
そのどちらも備わっている「成功している人」の言動はチェックされる存在に。
「そうすれば成功するのか」「自分もやってみよう」と思わせることが出来るのは、その方法でその人が成功しているから。
真似されること、感心されることは、影響力があるからと言えるでしょう。
3.断言している人
「絶対○○です」と言い切る人、断言する人は、影響力のある人の特徴です。
そこに確固たる自信があり、ゆるぎない思いがある為、絶対的な印象を相手に与えることが出来るのです。
「○○だと思います」「○○なはずです」という言い方では、そこに多少なりとも不安が見え、絶対的な印象を与えるには不十分になります。
少し間違っていたとしても、「○○です」と言い切られると、相手は「そうなのかもしれない」と、洗脳に近い形になることもあります。
そこまで言い切るなら信じようとか、断言するほど自信があるのかと相手が思うことで、
それが嘘や偽りであったとしても、信じ込ませてしまいます。
4.多様な経験を持っている人
一つのことに限らず、多方面での経験を多く持っていれば、それだけ知識として頭に入っていることでしょう。
その知識を用いて仕事に活用したり、人にアドバイスすることが出来ることで、「すごい」「そんなことも知ってるんだ」と思わせることが出来ます。
何かを極めるという生き方も影響力ある人の特徴ですが、その逆の生き方である豊富な経験も、人に影響を与えます。
こうした人は器用であり、活かすことが出来る頭を持ち、憧れの存在になることが多く、憧れの人がする言動は人に影響を与えます。
苦にすることなく物事をこなす、悩みを悩みだと思っていない、そんな姿も、様々な今までの経験があるからこそう見えるのかもしれません。
人のことを変えさせたいと思っても、ある程度の大人になってしまえば簡単なことではありません。
ただ、影響力のある人が相手であれば、それはいとも簡単に出来てしまうかもしれないのです。
「あの人みたいになりたい」「あの人が言ってるから間違いない」と思うことで、その人はどんどん自分を変えていきます。
そんな影響力ある人は多い訳ではなく、このような特徴を備えている人に限られているのです。