日常生活でいろいろな人と話すなかで、あまり目を合わせてくれない人もいるのではないでしょうか。
目を合わせないという行動はあまり良い印象与えるものではなく、もしかして嫌われているのかな?などと不安にさせてしまうことも多くあります。
しかし、目を合わせない人にも様々な理由があり、目を合わせないからといって嫌われているわけではありません。
今回は、目を合わせない人の心理的特徴についてご紹介していきます。
1.あまり親しくない相手と話している
人はあまり親しくない人と話すときには、目をそらしてしまう傾向にあります。
これは相手との距離感を調節しようとするためであり、嫌われているわけではありません。
むしろ、相手が不快にならない距離感を保とうとしているためであり、その結果として目を合わせない行動につながるのです。
このような場合では、親密度が上がることによって、徐々に目線が会うようになっていきます。
初対面で目線があまり合わないな、と感じた場合には、まだ親しくないことが理由に考えられます。
2.相手に嫌われている
相手に嫌われている場合にも、目をあわせてもらえない事が多くあります。
この場合には目線以外にも態度として表れるので、なぜ目を合わせてもらえないかはわかりやすといえます。
このような場合には無理に目線を合わせるのではなく、関係性を改善していくことからはじめていくと良いでしょう。
自然なコミュニケーションが取れるようになると、目を合わせることも自然にできるようになっていきます。
3.後ろめたいことがある場合
後ろめたいことがある、隠し事をしている、等の場合では、目を合わせてもらえないことがよくあります。
関係性が普通、あるいは良好なのに目が合わないのであれば、何か隠していることがあると疑ってみてもよいでしょう。
しかし、あまり隠し事について言及しすぎると、気まずい関係になり、更に目を合わせてもらえなくなってもらいます。
このような場合も無理に目を合わせようとせず、自然なコミュニケーションを心がけましょう。
4.人と目を合わせるのが苦手
目はコミュニケーションの手段として効果的で、表情を読み取るときなどは目を参考にして読み取ります。
しかし、コミュニケーションが苦手な人は表情を読み取ることが難しく、目を合わせることを避けようとする傾向にあります。
また、相手の感情を読み取るのが苦手な人も目を見ずに話す傾向があったり、自分のことをあまり知られたくない人は、意図的に目をそらす傾向にあります。
このように、好き嫌いではなく、コミュニケーション能力によっても、目を合わせる行為の有無は変わってくるのです。
5.相手を警戒している
相手を警戒しやすいひとは、目を合わせない人であることが多くあります。
相手が嫌いだ、興味がない、などといった理由ではなく、相手を恐れているからこそ目を合わせないのです。
このような場合でも関係性が重要であり、お互いのことがわかるようになれば、自然と目を合わせながら話すことができるようになります。
また、意識的に目を合わせない人と、無意識で目を合わせない人がいることにも注意しましょう。
このように、目を合わせない人にも様々な特徴があります。
好き嫌いで目を合わせない人もいれば、コミュニケーションの問題として目を合わせないことも多くあります。
大切なのは無理に目を合わせようとするのではなく、自然な形で目を合わせるようにすることです。
あまり目を合わせることを意識しすぎると、相手によっては避けられてしまうこともあります。
自分は目を合わせることを意識しながらも、相手の反応に合わせていくと良いでしょう。