何度失敗しても懲りない人の特徴4個

最終更新日:2017年7月28日

傍目にみて同じ失敗を何度となく繰り返す、「いわゆる懲りない人」。

ではこういった人はどのような性質を持っている人たちなのでしょうか。

今回は懲りない人の特徴をご紹介します。

1.夢見る(見やすい)性格

まず、懲りない人たちの特徴としてなぜ懲りない=失敗を繰り返すのかというと、

目先の甘い誘惑や幸せな妄想のような夢見がちな性格の持ち主であることが挙げられます。

現状の自分に満足が出来ず、自分にとってご都合主義的な現実を望むばかりに、

たとえそれが一般的に見て非現実的なことであったとしても自分が幸せになる結果を追い求める、

というある種の「幸せ追求主義者」であることが根底にあります。

具体例としては「パチンコな競馬などで大金を手にする」「いきなりモテ期がやってきて異性に困らない」

「楽してダイエット効果を得る」といった近道どころか、

怪しい誘惑のようなものでも「自分は大丈夫・幸せになれる」というある意味において、

超楽観的な性格であることが特徴だといえるでしょう。

2.基本的に努力や我慢はきらい

次に懲りない人たちは何せ地道な努力や我慢は嫌いです。

特に我慢は大嫌いで、超短期的な連続的な我慢はできても、

短期的以上のスパンでの時間軸でのな我慢は絶対的に苦手です。

懲りない人たちは成功したい・幸せになりたい願望が強い半面で、

そのために長い時間を掛けて苦痛を乗り越え、達成感を得るということはとにかく嫌で、

「早く、手軽に、あっさりと」幸せになることを望みます。

もちろん、成功に近道なし、石の上にも三年、桃栗三年柿八年といった格言に教えられるまでもなく、

世の中にうまい話がそうそうあるはずもないのですが、この人達は自分の人生が一瞬にしてひっくり返り、

シンデレラストーリーが展開されることを希望しているため、

10年かけて一人前、などという展開は特に望んでいないのです。

3.実は自分の人生に関して誰よりも悲観的

そんな幸せ主義一直線で悩みなんかなさそうに見える懲りない人たちですが、

その半面で自分の人生や性格・見通しに関してはとても不安で暗い感情をもっていることも特徴です。

一瞬で幸せになりたい、という願望は今現在の自分・未来の自分に対する不安や劣等感、

不満を抱えていることの裏返しでもあります。

過去に自分が一生懸命頑張ったのに結果が出なかった、周囲との競争に負けた、

一時は努力して上り詰めて見たけれどちょっとしたことで、

階段から足を踏み外したかのように転落していった、など過去にトラウマを抱えている人も少なくありません。

努力の大変さやその必要性を認識しているにも関わらず、

もうそのエネルギーを生み出すことが出来ずに、幸運を望んでいるという表現もできるでしょう。

4.でもいくら失敗しても成功を諦めきれない

懲りない人たちは超短期的な失敗は実は何度でも乗り越えられるちょっと変わった人たちです。

何度失敗しても「楽に・一発で」人生が変わるのならばその一発の失敗は何度犯してもへっちゃらです。

なぜなら一回の成功で形成が逆転すると思い込んでいるからです。

例えて言えばまさに宝くじで1等が当たれば人生完全に逆転。

今までの失敗など無いも同然。

そのための失敗なら失敗とは思いません。

いつか訪れるに違いない一度の満塁逆転サヨナラホームランのために、

今日も強振をつづけるある意味で非常にポジティブな人たちといえるでしょう。

まとめ懲りない人たちはいってみれば人生のギャンブラーとも言える類まれな人たちです。

もちろん、ごく少数ですがそれで他に例を見ない大成功を収める懲りなかったことが、

人生を成功に導いた人もいることはいるでしょうが、人生何事も地道にコツコツが一番。

目の前の失敗は素直に反省し、長い目で人生を見ることが必要なのではないでしょうか。