効率的な行動をする人の特徴とは

最終更新日:2017年7月27日

同じ作業をするにしても時間をかけてやる人と短時間で効率的にやる人がいますよね。

そこで効率的な人の特徴についてご紹介します。

1.前の晩や当日の朝などにスケジュールを組んでおく

1つの作業にじっくりと時間をかけてやる人と、効率的にすばやくやる人とでは、

結果が同じならば効率的にやる人の方が周りからも重宝がられますよね。

それが職場での話なら、当然2人の給料や周りからの見方というものも変わってきて当然と言えるでしょう。

特に締切の迫っている仕事などを任せる時に結果が同じであるならば、

出来るだけ効率的に物事をすすめてくれる人の方が良いに決まっています。

物事を効率的に出来る人というのは、前の晩や当日の朝などにざっくりと1日のスケジュールを組んでおき、

それに合わせてなるべく行動しようと心がけます。

イレギュラーな事が起こったとしても、その事に対処できるくらいの余裕を持ってスケジュールを組んでいますので、

何もその後に支障を出す事無く効率よく作業が出来るというわけです。

効率的な人は自分のスケジュールだけでなく、自分に関係のある人、

例えば家族や同じ仕事を一緒にしている同僚などのスケジュールもある程度把握しています。

頭の中でそういった関係性を気にしながら作業する事で、より効率的に動けるというわけです。

2.時間を頭の中で常に意識している

ダラダラと1つの事に時間をかけてやるよりは、短時間できっちりと終わらせる方が効率的と言えますよね。

短時間で終わらせる為には、自分が1つの作業にどのくらいの時間をかけて行っているのかを、

しっかりと把握しておく事が大切です。

ですから時間は常に意識して行動をしていますし、常に「○時までに○を終わらせる」

「○分後に○をはじめる」といった予定を立てています。

1日のスケジュールを大まかに決めた上で、更に何か行動を起こす時には、

スタートと終わりの時間を意識して作業しますから、その範囲の中で多少時間がずれたとしても、

全体的な流れに影響を与える事はありません。

しかしながら、自分の中だけでそのような動きをするのならば良いのですが、

効率的な人というのは時に他人にも自分と同じ効率の良さを求める傾向にあります。

自分の思い通りに他人が行動してくれないとすぐにイライラしてしまったり、

厳しくあたったりするところがありますから、マイペースでのんびりと時間を使いたい人にとっては、

天敵のような存在であるとも言えるでしょう。

3.今やれる事を先延ばしにしない

ちょっとの時間で簡単に出来る事であったり、明日だとか、

次の機会に回さなくても今出来るような事に関して、

「先延ばしにせずその場でやってしまう」というのが効率の良い人の特徴と言えます。

反対に、いかに楽な作業であったとしてもそのタイミングで、

「他の事を優先した方が結果的に効率良い」と判断した場合には先延ばしにする事もあります。

要するに効率的な人というのは全体的に物事をとらえて、

結果的にどうなるのかを判断しながら作業をするのが得意な人であるという事が出来ます。

いつやっても同じ結果になるようなことであれば迷わずその時、そのタイミングで行いますし、

そうする事で考える時間や悩む時間をムダに使うことをしなくてすむというのが効率的な人の考え方です。

職場においては必ず重宝がられる人材ですし、頼りにされる人材であると言えますが、

ムダな事を楽しむ事がメインとなる場所、余暇やイベント等においては少々煙たがられる場合もあるでしょう。

対人関係においては非効率的な方が良い事も

効率的な人は意識せずとも周りの人にもそういった効率の良さを求める傾向にあります。

ですから、対人関係においては他人が話をしている時などに「要するに何が言いたいの?」とか、

「もっと簡潔に話してくれる?」など、相手が傷つくような言葉を投げかけてしまう事があります。

結論から先に話してもらえる方が効率が良いですし、簡潔に話してくれる方が時間も短くて済みますが、

相手は人間であって、それぞれ感情もありますからあまりに効率の良さばかりを求めると、

どんどん周りから愛想をつかされてしまうでしょう。

対人関係においては少しくらい非効率的な方が良い場合もあるということです。