男性にはさまざまなタイプがいますが、彼女に依存するタイプの彼氏の特徴について述べます。
こうした特徴をふまえたうえで、依存心の強い相手との関係についてご紹介します。
1.家庭環境の特徴
彼女への依存が発生する理由として多いのは、家庭環境の問題です。
もちろん、家庭環境だけが全ての性格を形成するというわけではないです。
しかし、健全な家庭に育った人が依存体質になることはほとんどなく、多くの場合で、生育環境で欠落していたものがあったと考えるのが自然です。
彼の成育歴について知っていくと、依存気質になってしまった理由があります。
特に、幼少期に大きな不安を抱えており、その欠落を埋められないまま大人になってしまったという特徴がある人は多いです。
彼が依存する原因が知りたいと思うのであれば、その成育歴について聞いてみると良いでしょう。
本人に聞くのが難しい場合、彼をよく知るひとにインタビューして、彼の歴史を知ってみましょう。
彼の特徴的な家庭環境に対して理解を示してあげましょう。
2.依存対象
また、依存気質の人の場合、あなた以外のものに対しても依存しているという特徴があることが多いです。
例えばギャンブルであったり、アルコールであったり、寂しさを埋めるものを探しているという特徴があります。
また、人間関係においても、男女関わらずいろいろな人間に依存しまくる人であることが多いです。
彼氏は「君だから」「君だけだから」といってあなたを縛り付けようとしますが、それはあなたが去らないようにするために言っているのかもしれません。
彼の以前の女性遍歴に問題がある可能性があります。
また、悪気がなくても寂しさからの浮気をしてしまう可能性も多いです。
彼と付き合ううえで、こうしたリスクは覚悟しておいたほうがいいでしょう。
3.メンヘラ気質
そして、依存とメンヘラは紙一重ですから、相手はメンヘラという特徴を兼ね備えている可能性が高いです。
メンヘラの場合、依存をやめさせようとすると激しく言い訳をしたり、ひどい場合は自傷行為をする可能性があります。
依存気質ゆえに浮気をしてしまったとしても、それを厳しく責め立てると自傷行為や暴言、暴力で反抗することもあります。
メンヘラとの付き合いの特徴として、こちらが彼の言うことを聞いて、要求にこたえている間はとても機嫌がよく、場合によっては普通の精神の相手といるよりも激しく愛情が燃えるという側面があります。
しかし、いったん関係がこじれると彼が激しい怒りや鬱状態になるため、こちらも振り回されてしまうおそれがあります。
彼女にもメンヘラの素質があり、共依存状態に陥った場合、さらにお互いの感情のアップダウンは激しいものになることでしょう。
4.専門家の必要
依存の特徴をもつ人への対応として、専門家への相談という手段があります。
依存の問題は、彼女だけで解決するのは難しいです。
自分の愛情で相手の依存心を克服させてあげたいと思っても、それは限りないエネルギーが必要になるので、実質不可能に近いです。
近年、行政による無料サービスも使いやすくなってきましたし、病院やカウンセリングルームの敷居も低くなっています。
依存という特徴をもつことは恥ずべき事ではないですから、専門家のサポートを受け、お互いに依存の苦しみから解放されるように頑張ってみるのも良いです。
彼女に依存する彼氏の特徴を述べてきましたが、依存的な関係というのは、苦しみを伴う一方、普通のカップルが経験できないような体験ができる面もあります。
もし彼氏にトコトン付き合うという覚悟があるのであれば、依存の苦しみと、克服できる喜びを一緒に体験し、乗り越えてあげるという選択もできます。