かつてアメリカ人が未開の土地である西部を開拓したように、
人のやったことのないことにチャレンジする人のことを「フロンティアスピリットがある人」と呼びます。
もちろん良い意味で使われる言葉ですが、
ここではフロンティアスピリットがある人にはどんな特徴があるのか見ていくことにしましょう。
1.度胸がいい
フロンティアスピリットがある人はチャレンジャーです。
人が足を踏み入れたことのないような領域などに果敢に挑戦することができるのが、
プロンティアスピリットのある人ということになるでしょう。
そうしたチャレンジをするために欠かせない資質は何か。
それは「度胸」です。
何かにチャレンジすることには、必ず失敗のリスクがつきまといます。
チャレンジするハードルが高くなればなるほど、そのリスクは高いと考えていいでしょう。
そのリスクをまったく考えることなく安易に飛び込んでいくのは、
フロンティアスピリットがある人というよりも、単に無謀で無鉄砲な人と言わざるをえません。
真の意味でフロンティアスピリットがある人は、そうしたリスクがあることを承知し、
リスクを想定した上で、それでもチャレンジすることができます。
そこには「いざとなったら腹をくくって立ち向かえばいい」という度胸のよさがあるということになるでしょう。
2.アイデアが豊富
フロンティアスピリットがある人は、新しいことに積極的にチャレンジするだけでなく、
それを成功させることができる人のことを言います。
チャレンジはするけれど、いつでも失敗というのは、フロンティアスピリットのある人とは呼べません。
人のしないチャレンジをするには、前項で紹介した「度胸」が必要ですが、
そのチャレンジを成功させるために必要なのが「アイデア」です。
自分のしようとしているチャレンジについて、どうしたらうまくいくかを考え、
その方策を考え出すには豊かなアイデアがなければなりません。
チャレンジをしながら、次々に訪れる問題や試練を乗り越えていくために、
「こうしてみよう」「こんな風にしてみたらどうだろう」というアイデアを考え出すことができるのが、
フロンティアスピリットがある人と言うことになるでしょう。
人がしないチャレンジをするだけでなく、そのチャレンジを成功させるための豊かな思考能力があるというのが、
フロンティアスピリットがある人の特徴です。
3.行動力がある
無謀で無鉄砲なチャレンジはしませんが、「頭よりも行動」という意識を持っているのが、
フロンティアスピリットがある人の特徴です。
リスクの想定はしますが、「いつまでも頭でいろいろ考えているよりも、
とにかく行動を開始しよう」と思うのが、フロンティアスピリットのある人です。
人の経験しないことに率先してチャレンジするためには、「事前に考えすぎない」ということが必要でしょう。
考えすぎると、どうしてもリスク回避をしたくなり、結果、二の足を踏んでしまうことになりがちです。
そういうことにならないだけの確かな行動力があること、これも、フロンティアスピリットがある人の特徴ということになるでしょう。
4.失敗を次に生かすことができる
失敗を恐れないのがフロンティアスピリットがある人の特徴ですが、ただ怖れないだけではありません。
実際に失敗をした時、その経験を次に生かすことができます。
新しいチャレンジには失敗がつきものです。
ですから、どんなに行動力ががあり、豊富なアイデアを持っている人でも、失敗のリスクをゼロにすることはできません。
失敗をした時に大切なのは、それにめげて挫折しないことと、失敗を次に生かすことでしょう。
失敗経験をバネにし、あるいは糧として、自分を成長させることができるのが、真の意味でのフロンティアスピリットがある人です。
人がやったことのないような領域に挑戦したり。
いかがでしたか。
新しい取り組みにチャレンジするフロンティアスピリットがある人について、主な特徴を4つ紹介しました。
「自分もそうありたい」と思う方は、ぜひ参考になさってください。