世の中には手が大きい人や小さい人がいますが、それぞれ色々な部分に特徴があります。
遺伝的な要因が強い部分ですが、そうとは限らない人もいるので、手が大きい人の特徴について紹介します。
1.親も手が大きい
手が大きい人の特徴で1番多いのは、親も手が大きいという遺伝的なものです。
両親共手が大きいとその子供はかなり大きい手になる可能性があり、親のどちらかが大きい場合少し手が大きい傾向があります。
身体の形成は遺伝的な要素が大きいので、身長同様に手の大きさも遺伝されます。
因みに、手が厚い人は優しいと言われますが、手が大きい人の場合は大人しい人が多い特徴があります。
手が大きいと態度も大きそうに見えがちですがその逆が多く、手と性格に関係性がないとはいえ多い傾向があります。
2.牛乳やタンパク質が好き
手が大きい人は遺伝的要素が大きいものの、成長過程で必要な栄養素が足りないと十分大きくなりません。
その為、成長に必要な成分が豊富な牛乳やタンパク質系の食材を、良く摂取していることが多く結果的に十分成長し手が大きくなったと考えられます。
両親の身長が高くても成長期に十分な栄養をとらないと、身長が高くならないケースがあるのと同じで、手の大きさも成長期の栄養が大きな影響を与えます。
手が大きい人は、肉類やバター系などを好んで食べることが多くあり特徴と言えますが、中には遺伝だけで手が大きい人もいます。
遺伝だけで手が大きい人は、肉類が好きということはなく身体の線が細いという特徴があります。
手の成長だけではありませんが、成長期の栄養はそれだけ大切なポイントとなっています。
3.身長がそれ程高くない
手が大きいと身長も高いのではと思いますが比例してはいないので、身長が高くなくても手が大きい人は沢山います。
185cm以上の身長がある人は、身体全体バランス良く大きくなるので手も大きいですが、185cm以内の人を見ると身長と手の大きさは比例していないケースが多くあります。
また、170cm以内で手が大きい人が多く特徴的な部分です。
身長の遺伝子はそれ程高くない人がしっかり成長期に栄養を摂取すると、身体の末端が成長するため手の大きい人が多くいます。
4.腕も長い
手が大きい人は腕も長いという特徴があって、逆に手が小さい人は腕が短いという特徴があります。
ただ、身体のバランスの範囲内で腕や脚が長くなるので、身長の高い低いは関係なく身長が低くても脚や腕が長いという人が多いです。
こういった人の場合、手も大きいケースが多いので特徴的な部分です。
しかし、腕が長くて手が大きい人にも脚が短い人はいるので、遺伝的な要因が強く出てくる部分でもあります。
腕の長さと手の大きさは比例していることが多くあり、何代にも渡って遺伝を繰り返し腕が長くなり手が大きくなったと考えられます。
腕や脚が長く手も大きいという人は、日本人より西洋系の外国人に多い体型ですが、日本の食文化が欧米化していることもあって、日本人でも西洋系の体型が増えています。
大リーグのボールの大きさが、日本のプロ野球のボールより大きいのも、国による手の大きさの違いを表している部分です。
ただ、最近は日本人でも手の大きい人が多いので、以前程手の大きさはあまり変わらなくなっています。
手の大きさは遺伝的な要因が大きいだけに、特徴も遺伝的な部分が多くなっています。
ただ、成長期に十分な成長をしないと、もっている遺伝子情報通りにならない場合もあるので、親の手が大きくても子供は小さいか普通のケースがあります。
この場合は、兄弟間でも手の大きさに差が出るケースがあり、成長期の過ごし方の違いの結果と言えます。