たくさん勉強を積んで知識や経験がある人とは別に、新しい物事の習得スピードが速いいわゆる地頭がいい人というのがいます。
同じスタートLINEに立っていても地頭がいい人は、教える側にとっても楽で上達が早いので仕事や習い事の場面でも重宝されます。
ここではそんな地頭がいい人の特徴を紹介します。
1.初めての物事の習得スピードが速い
地頭がいい人の特徴は、仕事や習い事などを初心者の状態からスタートした時に他の人よりも習得スピードが速いことです。
一般的な人は上級者に教えてもらって、失敗して、またアドバイスをもらってというのを繰り返しながら時間をかけて上達していきます。
しかし、地頭がいい人はコツをつかむのが上手なので、最初に教わった段階で気を付けなければいけないポイント間違えやすいポイントをすぐに把握して、無駄のないプロセスで上達していきます。
上級者に対して質問すべきポイントもわきまえているので、結果的に初めての物事をものにするスピードがとても速いです。
2.最初に1を聞いて10を理解する
全くの初心者の場合、初めての物事に挑戦する時は上級者から1から10まで全てを手取り足取り指導してもらわないと上達しません。
しかし地頭がいい人は、1を聞いて10を理解することができます。
今までに経験した他の似たような仕事、同じようなジャンルの知識を頭の中で系統立てて覚えていて応用することが上手です。
その結果1を聞いた段階で、これは前に経験したあの仕事と似ているからここの部分だけ応用すればできそうだなという筋道を立てることができます。
教える側にとっても地頭がいい人に教えるのは手間がかからないので重宝されます。
3.下手な教え方でもきちんと理解する
地頭がいい人は教える側の上級者が下手な教え方でもきちんと理解することができるのも特徴です。
教える側の上級者の見落としがちなポイントやクセなどを早い段階で見抜くことができるので、それを踏まえて自分の側で情報を整理して使用します。
一般の人は教える側が下手な教え方ならそのままあやふやなところがある状態で実行してしまい、失敗を繰り返し、指導する人が交代しない限りはなかなか上達しないことになります。
この点でも地頭がいい人は人材不足の企業側から重宝されます。
4.未知の分野の会話にも参加できる
地頭がいい人は、自分にとって全く専門外の分野の会話にも参加することができます。
周囲の人たちが未知の分野の会話を始めても、最初の方の会話のやり取りで「この会話のポイントはここだな」「以前に似たような会話を聞いたことがあるな」とすぐにピンときます。
その結果、未知の分野で知らないなら知らないなりに、初心者ならではの視点で感想を言ったり質問をしたりして会話に参加することができます。
周囲からも、会話のテンポがいいと評価されるポイントです。
5.他の人に教えるのも得意
地頭がいい人は自分が学習するのが得意なだけでなく自分が中級者になった後で初心者に対してゼロから教えることも得意です。
自分が学習する時につかんだコツや習得する際に間違えやすいポイントを自分でしっかり把握してそれをまとめた上で初心者に説明することができます。
地頭がいい人が上級者から中級者、初心者まで揃っている組織は動力の伝達がスムーズで力のある組織になれます。
いかがでしたか。
地頭がいい人は頭の回転が良いだけでなくそれまでの他の経験を応用して新しい分野に適応する能力に長けていると言えます。
地頭がいい人は本人の能力アップだけでなく教える側教わる側の能力アップにも貢献します。
そしてそのような地頭がいい人は組織にとっても重要な人物になるので、色々な方面から重宝されるは当然のことと言えるでしょう。