あなたの周囲に「常に人の幸せを願っていそうな人だなぁ」と思う人はいますか。
あなたを幸せな気持ちにしてくれる、このタイプの人たちの共通点を見ていきましょう。
1.常に利他主義である
人間って最終的には自分のことばかりを考えている、というのが大半の人がとっている行動です。
しかし、「人の幸せを願う人」というのはある意味、特異な部分をもっており、利己主義以上に利他主義です。
つまり、自分の利益よりも他人の利益を尊重し、その阪大に基づき行動をおこす傾向があります。
これを実行するのは並大抵なことではないのは明らかでしょう。
しかし、人の幸せを願う人にとっては、これこそが彼らの人生の中で一番大切なことであり、しいては自分をも幸せにするということをよく理解しています。
ですから、彼らの優先順位のトップには「常に人に対して喜んでもらえることをする」「人が気持ちよく過ごせるようにできる限りのことをする」など、人間としては最高峰の立場に立っていると言えます。
2.笑顔が格段に素敵
人の幸せを願う人をよく観察してみてください。
おそらく彼らに共通していることの1つとして、笑顔が中途半端でなく太陽のように眩しい、ということに気付くことでしょう。
人には喜怒哀楽がありますが、他人の幸せを願うことに集中している人は「喜」と「楽」である状態が日々生活する中で大半を占めている傾向があります。
「喜=喜ぶ」「楽=楽しい」に共通した心情として外面に出てくるものは笑顔なんですよね。
その素敵な笑顔に満ちた人と一緒にいると、周囲の人間はいつの間にか「この人といると気が安らぐなぁ」とか「今日は楽しい一日だった」「また会いたいなぁ」とプラスの感情をもつように変化していきます。
これら現象は、明らかに人の幸せを願う人に共通する、各段に輝いた笑顔がもたらしている以外のなにものでもありません。
3.些細なことで腹を立てない
もしあなたの周囲にいつも不機嫌でいる人や、些細なことでイライラして腹を立てている人がいれば気持ち良くないですよね。
人間ですから感情をもつのは至って普通のことなのですが、人の幸せを願う人というのは、些細なことで腹を立てる、ということはまずないと言えるでしょう。
彼らは人並み外れた寛容な心をもつよう日々精進しています。
よって、人生にとって一番大切なことは何なのか、ということを常に自分に言い聞かせて生きているのです。
彼らは些細なことで腹を立てる行為が周囲の人間をどれだけ不幸にして苦しめるか、ということをしっかり理解しています。
このように、しっかりとした芯をもって生きているため、周囲の人間は安心して心を開くことができるというわけです。
4.お祈りという儀式をもっている
少し宗教的と思われるかもしれませんが、これは宗教とは全く別次元の話です。
人の幸せを願う人には、自分なりの儀式というものをもっており、それは心の中で素直な気持ちで他人の幸せをお祈りする時間を設けているということです。
1日1回は、短時間でも必ず自分だけでなく他人に対してもお祈りを捧げています。
自分のことで精一杯で他人のことには無関心という人間は、この儀式を行うことにさえ意味を見い出せないことでしょう。
しかし、彼らは自分なりのお祈りの時間を設けることで、他人への思いを間接的にここでも伝えることができているのです。
そういった姿勢が他者とのかかわりの中で必ず出てくるのでしょう。
いかがでしたか。
人の幸せを願う人が多ければ多いほど、この世の中はきっと生きやすくなることでしょう。
そんな世の中になれば、皆が相手を思いやり、笑顔が溢れる強い国が形成されるのではないでしょうか。
彼らの特徴を踏まえつつ、まだまだ未熟な私達は日々精進しなければなりませんね。