様々な場面で、忍耐が必要になることがあります。
ただ、忍耐力が乏しいと、挫折してしまったり逃げてしまったりと、自信がなくなってしまう結末になりかねません。
そんなことにならないために忍耐力を鍛える方法をご紹介します。
1.一つのことをやり遂げることを目標に
小さなことでも大きなことでも構わないので、まずは一つのことをやり切る、やり遂げることを目標にしてみる方法です。
何かをやり遂げようとすると、そこには様々な問題や予想もしていなかったことが起きることがあります。
しかし、最終的にはこれをやり遂げなければならないと決めておくことで、問題に直面しようという気持ちが必要になります。
これによって、耐えなければならないこと、我慢すべきことが増え、徐々に免疫を付けることが目的。
同時に複数のことをやり遂げようとすると、なかなか克服することが出来ず、忍耐力を鍛えることが出来ません。
まずは一つ、小さなことから始めてみると自信がつくようになっていきます。
2.問題の先、将来を考える癖をつける
何かに直面した時に、大抵の人はその目の前のことだけに意識がいっぱいになり、その先を見据えるということが困難になります。
しかし、それを解決した先に何が待っているのか、どう進展するのかをもっと具体的に考えるようにするだけでも、忍耐力が鍛えられます。
耐えなければならない場面で、どうしてもその問題に意識が行きすぎて、
ストレスとなったり精神的に落ち込んでしまったりと、重く捉えてしまうことが続きます。
一度第三者の目を持って、この場を解決した後にはどんな先が待っているのかを想定すると、忍耐しやすくなります。
先が見えないことによる不安によって挫折したり諦めてしまったりというのは、意外とよくあること。
先を想定する、予想することで、長くは続かないこと、今だけ忍耐すべき時と、自身の中で期間を設けることが出来ます。
これによって苦しむ期間、辛い期間が定められて、その間だけの限定的なものであることを知れば、
忍耐することができ、同時に忍耐力を鍛えることが出来るのです。
3.ネガティブな発想を避ける
もともとネガティブな人は、常に悪い方向に考えてしまう為に、起こってもないことに限界を感じ、忍耐できない傾向があります。
忍耐力を鍛える為には、このネガティブな発想を避けることが近道。
悪い方向に考えるだけでも、さらに忍耐力が必要となってしまうからです。
良い流れを想像することや、良い結果を連想させることによって、余計な忍耐を自分に作らないことが大切。
このネガティブな発想をやめるだけでも、忍耐力が強化されることだってあります。
4.耐えることが出来た自分を褒めること
忍耐力がない人は、同時に様々なことを回避したり投げ出したりということを繰り返したために、自信がなくなっていることもあります。
このような状態がずっと続くと、自信がなくなるだけでなく、これが癖・習慣になってしまい、忍耐力自体が全くなくなってしまうこともあります。
人は、褒美を与えられたり認めてもらうことによって自信を持ちやすいもの。
これを忍耐力を鍛える為に用いれば良いだけの話です。
何か一つをクリアしたら自分に褒美をやる、何かを耐えることが出来たら自分を褒めてあげる。
そこに褒美や褒められるということを加えてあげることで、メリットを感じるようにすると、少しずつ忍耐力が高まります。
耐えることの意味が分からない人や、耐えることに難しさを感じるような人は、この方法で試してみると鍛えられることでしょう。
色んな場面で忍耐力は必要とされます。
目に見えない忍耐力を鍛えるためには、このように目標や想像が大切な要素となります。
忍耐力を鍛えることはほとんどメリットにしかなりません。
ぜひ忍耐力を鍛え、様々な問題を乗り越えられる自分を育ててみましょう。