あら探しばかりする人の特徴4個

最終更新日:2017年3月19日

人を見るとき、相手のいいところを見ればよいのですが、

なぜか相手の欠点ばかりを見てしてしまう人がいますよね。

今回はそのような「あら探しばかりする人の特徴」についてご紹介します。

1.自分に自信がない

普通、自分に自信がない人は、相手のあら探しをしないようにも思われがちですが、

実際はその逆で、自信がないからこそ相手の欠点を探して「ダメなのは自分だけじゃない」とか

「これなら自分のほうがまだマシだ」などと、自分を安心させるのです。

例えば、職場や学校などで、自分が思うように仕事が出来ていなかったり学力やスポーツが得意ではないなど、

自分にコンプレックスを持っている人は、自分の同等くらいの人やそれより下にいる人のあら探しをすることで、

安心すると同時にその相手を見下し少し優越感に浸ることができるのでしょう。

また、女性同士の間では、自分の容姿に自信がないために自分よりも劣っていそうな人の欠点を探して、

その相手を見下すといったことも少なくありません。

2.ライバル視している

上に挙げたように、自分の自信のなさから相手のあら探しをしてしまうパターンとは反対に、

自分にある程度の自信があり、相手の才能や魅力を認識しているからこそ、

ライバル意識から相手のあら探しをしてしまうケースも少なくないでしょう。

勉強や仕事ができる人は、常に周りから期待されることが多く、

「トップになりたい」と目標を高く持っているため、

ほかの優秀なライバルに対し「絶対に負けたくない」といった気持ちが大きいのです。

そのため、ライバルのあら探しをし、「自分は相手に勝っている」と思うことで、さらに自分自身を奮い立たせます。

また、容姿についても、スタイルや顔に自信がある人は、

ライバル同士競い合い相手のあら探しをすることで「自分のほうがスタイルがいい」といったように、

敵対意識をもちやすいでしょう。

3.嫌いなタイプである

誰にでも言えることかもしれませんが、

自分が嫌いなタイプの人に対して長所を挙げるよりも欠点を探してしまうものですよね。

例えば、他の人が同じことをしても特に何も感じないのに、

嫌いな人がしたことに対してはたちまち文句を言って責めてしまいたくなることも少なくないでしょう。

一度イヤだと思った相手に対しては、何をやっても癇に障り、すべて欠点にしか見えなくなります。

嫌いならば一切関わらなければ良いのでしょうが、なぜか嫌いだと思うほど気になるもので、

その人の行動や容姿を観察しながら、あら探しをしてしまう人も多いのではないでしょうか。

4.ネタが欲しい

話のネタにしたいがために、人のあら探しをして、そのネタを面白おかしく話す人がいます。

特にその人に恨みがあったり、特別な意識があるわけでもないのに、

人間観察のような感覚で周りにいる人の行動や容姿を見てわざわざ欠点を探し出し、

それを身近な人に話すことが趣味のようになっているのです。

なぜか人は、相手を褒めるような会話にはあまり興味を示さず、相手を貶すような話題には乗ってくるものですよね。

そのため、人のあら探しをすることで、その場が盛り上がってしまうことも少なくないのです。

あら探しをされたほうにとっては、笑いものにされたような気がして気分がよくありませんよね。

このように、相手のあら探しをする人は自分が満たされていないことが多く、

その不満を解消するために、相手の欠点を探すことで自分自身を保っている傾向があります。

しかし、あら探しをすることによって相手の悪い部分ばかり気になってしまい、

人間関係を上手く築いていくことが難しくなるでしょう。

人のあら探しをしているつもりが、結局は自分自身を苦しめているといったことに繋がるのかもしれませんね。