大多数の女性が憧れ、ほとんどの男性が「そうありたい」と思うのが、頼りがいのある男でしょう。
「自称・頼りがいのある男」はたくさんいますが、真にそう称される人は多くありません。
では、どんな人が「頼りがいがある男」と言えるのでしょうか。
今回は頼りがいのある男の特徴についてご紹介します。
1.決断力がある
頼りがいがある男に共通する特徴で、最初に指摘すべきなのは、「決断力がある」ということです。
いかに包容力があったり、どんなに体力、持久力があっても、優柔不断な性格で、なかなか物事を決められない男は、頼りになりません。
日常的なテーマについての決断は言うまでもありませんが、かなり特殊な状況下での難しいテーマに関しても、
「ここぞ」という時にはっきり決断を下すことができるのが、頼りがいのある男です。
歴史上の偉人、特に武将や政治家には、人より優れた決断力が備わっていたと考えていいでしょう。
彼らは、その点で「頼りがいのある男」だったのです。
2.思考能力が高い
いくら決断力があっても、その判断そのものが間違っていては、真の意味での頼りがいのある男とは言えないでしょう。
間違いのない判断、正しい決断ができてこそ、人から頼られるのです。
そのために必要なのが、思考力です。
ものごとを客観的な目で見て把握し、冷静に分析する能力がなければ、正しい判断はできません。
情緒的にものを見たり、主観で捉えて感情的に判断するような人は、残念ながら、頼りがいがあるとは言えないのです。
3.腹が座っていて、ピンチから逃げない
頼りがいのある男には、「嵐に正面から立ち向かう」というイメージがあるのではないでしょうか。
そのイメージこそ、頼りがいのある男の大きな特徴の1つです。
どんな状況になっても、その中で踏ん張ることができます。
大きなトラブルなど、思ってもいないようなピンチに直面しても、逃げることなく堂々とそれに対峙することができます。
そして、前項で紹介した冷静な思考を失うことなく、そのピンチを脱するための方策を考えるわけです。
ピンチにありながらそうした思考をするためには、人並み外れた胆力が必要です。
つまり「腹が座っていて、ピンチにも動じない」というのが、頼りがいのある男に不可欠の要素と言っていいでしょう。
4.経験豊富で、対処法の引き出しが多い
どんなに優れた決断力と思考力があって、ピンチから逃げない胆力を持っていても、対処しきれないほど厳しい状況やピンチはあるでしょう。
例えば、それらの能力をすべて持っていても、新入社員がその部署にとってのピンチに対応することは困難です。
そこに必要となるのが、「経験」です。
その部署に長くいて、さまざまな経験を積んできた人なら、「こういうケースではこのように対応すればいい」ということが分かっていますから、
適切に対応し、難局を乗り切ることができるわけです。
つまり、「難局に直面したときに、それを解決するための引き出しをたくさん持っている」ということが、頼りがいのある男の条件ということになるでしょう。
5.広い人脈を持っている
そうした豊かな経験と引き出しをもってしても、自分一人では事態に対応しきれないというケースもあるでしょう。
その場合には、ほかの人の力を借りるしかありません。
専門的な知識を持った人でないと対応できない問題などが、そうしたケースに当てはまります。
その場合は、その専門的知識を持つ人を知っていて、力になってもらえれば、問題解決するわけです。
つまり、「こういう時には、あの人に力になってもらえる」という、幅広い人脈があればあるほど、頼りがいのある男といえるのです。
どんな有能な人でも、人間ひとりの力には限界があります。
その限界を補ってくれるのが、人脈。
広い人脈を持っていればいるほど、その限界を超えることが可能です。
今回は頼りがいのある男について、5つの共通する特徴をお話ししました。
上記以外にも、特徴はいろいろありますが、この5つの特徴を備えていれば、頼りがいのある男と称して間違いないでしょう。