「独身貴族」は、独り身でも寂しそうでなく、常に生き生きしています。
ひとりでの生活を楽しみ、満足している人たちです。
今回はそんな独身貴族の特徴についてご紹介します。
1.結婚に対しては消極的
自ら進んで合コンや異業種交流会などの出会いの場に出向くことは少ません。
それよりも、仲の良い同僚や長年の友人など、気の置けない間柄の相手との付き合いを好みます。
そもそも独身貴族は出会いが無いわけではなく、友達は多いほうなので、
周囲から「いい人がいるから紹介するよ」などと声がかかることは、しばしばあります。
実際に紹介してもらうこともあります。が、理想が高いので、なかなか好きだと思える相手に巡り合えません。
また、既婚の友人知人から結婚生活の愚痴を聞かされ、
結婚に対して少々ネガティブなイメージを抱いている場合も少なくなく、
恋人は欲しいと思っていますが、結婚願望自体がそれほど強くありません。
また恋人が出来ても、何故か長続きしないことが多くなります。
結婚に対し、積極的では決してありませんが、否定的でもなく、結婚がしたくないとは思っていません。
2.もちろん太っ腹
よほど料理が趣味だという人でない限り、外食が多いので、美味しいお店をよく知っています。
味にはうるさくグルメで、美味しければ、値段が高くても全く気にしません。
また、「貴族」の言葉にも表れている通り、非常に気前が良く、すぐに奢ろうとします。
財布の紐が非常に緩く、年下や後輩にはもちろん、同年代の友達にさえ奢る人もいます。
常にクレジットカードを持ち歩いており、何でもカード払いにしてしまうため、貯金通帳の残高を知らないこともあります。
しかし、自分の稼ぎは自分の自由に使え、基本的にお金の心配がありませんので、
いつも大らかで、金銭面で細かいことは一切言いません。
しかし、羽振りが良いのとは対照的に、貯金の額はそれほど大したことはない事が多くなります。
3.お金のかかる趣味を持っている
独身貴族は、ただ仕事に没頭するだけではなく、必ず独り身でも人生を楽しむことのできる趣味を持っています。
お正月や長期休暇には必ず海外旅行に出かけたり、毎週のようにお芝居を見に行ったり、
あるいは仕事関連のスキルアップのために、週末に資格の学校に通ったり、ひとりでも忙しくしている人が多いです。
車やバイク、釣りや乗馬などが好きな人もいます。
趣味を通じて人脈が広がることも多く、仕事関係だけに留まらず交友関係の輪が広がっています。
そのため、独身でも孤独を感じる暇がなく、充実した人生を送っています。
しかし、お金のかかる趣味であることが多いので、もし結婚した場合、結婚相手にその趣味をお金の無駄遣いだと咎められるかもしれないと考えると、自分のやりたいことを犠牲にしてまで結婚したいと思えなくなってしまうようです。
4.若く見える
独身貴族は、実年齢より若く見えることが多いです。
服装にお金をかけているというだけが理由でもません。
同年代の友人の多くが既に結婚しているため、自分より若い世代の人と遊ぶことが多いことにも起因しているかもしれません。
もちろん、恋人が欲しくて自分磨きに努力しているというケースもあります。
独身であることに満足し、人生を楽しんでいる人たちですから、魅力的に見えるのかもしれません。
年下の人に同世代と間違われ、タメ口で話しかけられるような経験も。
独身貴族と呼ばれる部類の人々は、趣味を含めて自分の生活スタイルがある程度固定化してしまっているため、
それを壊して誰かと新しい人生を歩みたいと思える相手を見つけること自体が、なかなか難しいようです。
しかし、結婚への興味がゼロというわけではなく、ただご縁に恵まれなかっただけという人も多く、
良い出会いがあればもちろん結婚したいと思っています。
彼らが独身生活を謳歌した末に、ふと独り身に飽きたと感じることがあれば、
その時には、すぐに良い出会いが待っているかもしれません。