ネオニートとは、一般の会社に就職せず、大学専門学校に通わず、自宅にいながら収入を得ている人のことを言います。
ニートとは本来、収入もなく就労意欲も学習意欲もない人々の総称ですが、そうでありながらFXや株、
アフィリエイト、クラウドソーシング、動画での広告収入などで生計を立てている方も世の中にはいるのです。
今回はそんなネオニートの特徴についてご紹介します。。
【特徴・方法】
1.株やFXなどで収入を得る
第一に、収入を得る方法として考えられるのが株、FXなどのデイトレードです。
学生時代に何も知らない状態から投資を始め、わずか5年で100億円以上の資産を得たBNFさんという方がいます。
彼はその道では天才トレーダーとして知られており、本屋でもよく見かける指南書などには一切頼らず、独学のみで資産を増やしていきました。
その天才性は真似しようがありませんが、彼がチャート画面から独自の法則性を見つけ出し、
理論を構築していった部分は参考にした方がいいでしょう。
参考書や指南書でも株や通貨の値動きの法則性について述べられているものはたくさんありますが、
体感することなしに理論を身体に染み込ませることは出来ません。
そんなときにはゲーム感覚でFXや株式投資を体感できるバーチャルサイトを活用しましょう。
そこである程度の感覚を掴むことで、実際の投資を始めたときの飲み込みの速さが変わってきます。
2.まとめサイト、ブログ運営でのアフィリエイトで収入を得る
ネットサーフィンをしていれば様々なブログやまとめサイトが見つかると思います。
そうしたサイトを運営してアフィリエイトと呼ばれる広告収入を得る方法もあります。
しかし、いまやそのサイトも飽和状態で、新規に開拓していくには難しい分野でもあります。
まず、サイトの広告をユーザーに見てもらうには閲覧者を増やさなければなりません。
サイトに来る経緯のほとんどがGoogleなどの検索サイトを通したものなので、
最近話題になっているものや人を扱った記事を書くことで瞬間的にアクセス数を獲得することはそう難しくはありません。
ですが、同じことを考えている人は世界中に山ほどいますので、
そうした瞬間的なアクセスだけでは波が出てしまい、到底安定した収入は得られません。
始める場合は、長期的な目線で地道にアクセスを増やすためのコンテンツを充実させていくことが必要になるでしょう。
3.ネットオークションで収入を得る
オークションサイトとしてはヤフオクやメルカリなどが有名でしょう。
まずは使わなくなった不用品を売ることが考えられますが、これには限りがありますのでいつか底をつきます。
オークションを利用するとはいえ、継続的に収入を得ようとするとこれは商売になるわけです。
個人的な商品の仕入れルートや自分で商品を作り出せるようなスキルがないと難しい手段と言えます。
ですが、オークションで売れるものには希少性の高いアイテムも含まれますので、
リサイクルショップや古本屋などでそうしたものを見つけて売る、いわゆるせどりと呼ばれる手法で収入を得ている人も中にはいます。
また、需要は低いものの、巷ではなかなか手に入らないニッチな商品などは
全国どこにいても購入できるオークションサイトなどを用いて探す人が多いです。
そのため、幅広くは売れないものの欲しがる人は必ずいるというものがもし仕入れられるのであれば、安定した収入が得られるかもしれません。
4.youtuberとして活動し収入を得る
少し前からyoutuberという言葉が有名になりました。
CMでも取り上げられたことがあり、ヒカキンやはじめしゃちょーといった方の名前は一度は聞いたことがあるでしょう。
彼らがどのように活動しているかというと、自らの持ってる特殊なスキルや
人々が思わず見てみたくなるような突飛な行動を動画撮影し、それを視聴した人からの広告収入を得ているのです。
必ずしも自分を映し、タレント活動のようなことをするわけではなく、
ペットの動画や自分の作った創作物の動画で視聴数を稼ぎ収入を得ている人もいます。
自分を外へと広くアピールすることに抵抗がない方、あるいは他人が見たら
思わず感心してしまうような特殊なスキルをお持ちの方にはチャレンジしてみる価値があります。
5.クラウドソーシングで収入を得る
クラウドワークスやランサーズなど、インターネットを通して仕事を受注し、収入を得られるサイトがあります。
ここまで来ると、ほぼ会社勤めの労働と変わらないような気がしますが、クラウドソーシングの良いところは在宅で仕事ができるという点です。
仕事の種類は様々で、簡単なアンケートやテキスト入力のお仕事から、
イラストやプラグラミングなど専門的な知識を必要とするお仕事まで存在します。
主婦や高齢の方が副業感覚で行っている場合もありますし、何らかのスキルを持っているけど
一つの会社に所属するのではなくフリーとしてクラウドソーシングのサイトから仕事を受注している方もいます。
損失を被ることも全く収入が得られないということもなく、一番安定性が高い方法といえるでしょう。
その代わり得られる収入は自らの働きぶりにほぼ比例しますので、在宅で気楽にお仕事がしたいという人には向いていますが、
一攫千金を狙う方にはオススメできません。
自宅にいながら収入を得られる、という字面からは楽をして儲けるというイメージが湧きやすいものです。
ですが、今回紹介した方法のどれもが、自分で収入を得るためのノウハウを模索し、
自分一人の責任で行動しなければ成り立たないものだということは、もうお分かりかと思います。
面倒な人付き合いからは解放されるかもしれませんが、その代わり周りの人を頼ることも難しくなります。
自分のスキルに自信がある、一人で作業することが苦じゃない、という方にはネオニートは向いているかもしれませんが、
そうでない方にはどうしても辛いことのほうが多くなるでしょう。
ネオニートに憧れを持ち、そうなりたいと考えている方は、そういった点を踏まえて自分に向いているのか冷静な判断をしてください。