えこひいきする人の特徴6個

最終更新日:2018年1月25日

えこひいきをする人というのはどこにでもいるし、自分がそうなってしまうこともあります。

えこひいきをする人にはどのような特徴があるのか、次の6つを取り上げてそこから学んでみましょう。

1.自分のメリットばかりを考えている

えこひいきをするのは、それをすることで自分にどのようなメリットがあるのかをいつも考えている部分があります。

この相手と関わっても得るものがなにもないと感じると遠さかりますし、逆にこの人と仲良くなるとよいことがたくさんあると思えばその人に急速に近づきます。

特に職場ではそのような振舞うことが多く、えこひいきをして相手を持ち上げたり、褒めたりするのは、その人に良く思われることでやがて見返りを期待している部分があったりします。

2.えこひいきをすることで他の人を差別する

えこひいきをする人は意図的にそうすることで、他の人を差別しようとします。

特定の人を褒めてかわいがり、別の人には全くしないことで、それを見ている人たちは自分は全く相手にされないし、ダメな人間であるという印象を受けることになるでしょう。

仕事のできる人とそうではない人、あるいはかわいがられる人とそうではない人を露骨に示し、いわば見せしめのようにすることで、現状に気づかせたり、いじめたりします。

3.自分の立場を守りたい

親しい仲間を作ることで自分の居場所を作っておきたいという気持ちがある人はえこひいきをすることがあります。

特定の人たちと仲良くなりその輪の中に入ることで独りぼっちになるとか仲間外れにされることを嫌うのであり、それなりの自分のポジションを得たいためにそれをします。

4.周囲の人たちの気持ちを考えていない

えこひいきをする人たちは周囲のことが良く見えていないケースも少なくありません。

えこひいきをしていることに気がついていないこともあるし、それをすることで他の人たちがどんな感情を持つのかということに鈍感過ぎることもあります。

ただ自分の感情を優先して、気の合う人にえこひいきをしているのであり、それは他の人の気分や感情を害することなのにそうしたことに無頓着です。

5.自分が絶対者という誇りがある

えこひいきをする人というのは、自分への誇りのようなものが強くある意味絶対者のような自信を持っています。

だからなにをやってもいいし、自分の気に入る人だけを集めて好きなように振舞ってもいいというおごりのようなものがあります。

経営者でこのようにえこひいきが凄い人の下で働くと、かなりのストレスとイライラを感じてしまうことでしょう。

6.実はえこひいきせざるを得ない事情がある

特定の人をえこひいきせざるを得ない状況のためにそれをすることがあります。

その人の機嫌を悪くさせてしまうと自分にもとばっちりがくるとか、職場の雰囲気が悪くなるなど問題の人を扱うときには慎重さが必要であり、とにかく静かにしていて欲しい、問題や騒ぎを起こして欲しくないという気持ちがあるためにその人にえこひいきをするしかないのです。

本当はそんなことはしたくないのですが、それをすることである程度仕事が上手くいくのであればそれも仕方がないという気持ちです。

えこひいきをするのは基本自分の利益を考えているものであり、自分の正直な気持ち、その人が気に入っているとかその人を必要としている、といったことが関係してきます。

ただ人に不公平に接すると他の人の感情を害する可能性があり、職場や友人関係に亀裂を生じさせてしまうかもしれません。

多かれ少なかれえこひいきしてしまう傾向は誰でも持っていますので、いつも自己吟味していきたいものです。