できるだけ凡人でなく、独創的でありたいというのは、誰もが思うことです。
ここでは独創的な人の特徴を述べます。
こうした人たちと友人になり、また、自分も独創的になるためにその特徴を知りましょう。
1.他人の評価を軸にしていない
独創的な人というのは、他人の評価を軸にしていません。
小学校のとき、学校の先生にどう思われるかを気にして動いていた人は多いでしょう。
しかし、独創的な人というのは、そのような縛りから自由な発想をすることができます。
「他の人に良いと思われること」ばかり考えていては、独創的であるとはいえません。
そうではなく、自分の直観や感性を大切にすることで独創性は発揮されます。
ただ、ある程度表面的に人に合わせつつ、独創性を発揮する人もいます。
そういう人の場合、すこし深く付き合わないとその独創性はわかりません。
しかし、いったん仲良くなるとその面白い発想は周りを豊かにします。
2.表現する
たいてい、独創的な人というのは、その感性を何らかの形で表現しています。
社会的に表現すると軋轢を生むようなことだった場合、学校や会社では隠しているかもしれませんが、SNSやインターネット上のサービスを通じたりして、何らかの作品を残している可能性は高いです。
人に批判されたくないという理由で、作品を作っても公開しない人もいますが、いずれにせよ彼らの独創性は、度々表現作品となって現れます。
美大や芸術系大学に通っている人だけが独創的というわけではなく、人に知られなくともひっそりと自分の作品を持っている人は意外と多いものです。
そして、独創的になりたいという人は、まずは自分の赴くままに作品を作ってみることで、独創的な人になる一歩を踏み出しているといえます。
3.独創的な人は感性も豊かである
独創的であるためには、外から取り入れることも必要です。
いくら独創的だといっても、完全な無から有を作り出すということはないです。
その人が感じたものや見たものを融合させて独創性というものは発揮されていくものです。
独創的な人に、どのように感じたのか感想を聞くと、思いがけない言葉が返ってくるのは、それだけ感受性が働いているということです。
そして、独創的になりたい場合、感受性を働かせれば良いでしょう。
具体的にいえば、はじめてのものに対して拒否・批判をすぐさまするのではなく、まずは自分の直観で感じ取るということを繰り返すことで、独創性が培われていきます。
今の社会では、すぐ拒否したり排除することが安全を生むと思われがちです。
しかし、こうした態度は独創性と反対のものです。
独創的になるためには、柔軟な精神をもっていなければなりませんから、独創的になりたい人はそれを心がけてください。
3.独創的な人は誤解されやすい
独創的な人は、その発想が奇抜なので、往々にして変人だと誤解されやすいです。
その時代の先端をいくような独創性を発揮してしまうと、大衆には不満を持たれてしまうことがあります。
反対にいえば、あまりに多数の人に肯定され、誰からも批判されないようであれば、その人は凡人でしょう。
独創的な人というのは独創的であるがゆえに敵も作ってしまいます。
その人のことを大好きな人と同じくらい、その人のことを大嫌いだという人がいる、そのぐらい極端な人こそ、真に独創的であるといえるのです。
独創的な人というのは羨ましがられる一方、敵も多く、孤独であることも多いです。
しかしながら、独創的な人たちが作った作品によって社会は進化していくといえます。
身の回りの独創的な人のことは大切にしていかなければなりません。
同時に、自分の独創性を大切に育てていくよう、全ての人が心掛けていくべきです。