カマトトぶるとは、本当は知っていることを知らないかのように振舞うことを言います。
また、純粋でウブに見られたいがために装う人のことを指します。
カマトトぶる人のことをぶりっ子とも言いますが、その2つとも現在はあまり使われていない表現ではありますが、今だにカマトトぶる女性は多くいます。
そんな、カマトトぶる女性の特徴をご紹介します。
【特徴・方法】
1.女性と接するときと男性と接するときで態度が変わる
カマトトぶる女性の最大の特徴として、女性と接するときと男性と接するときによって態度を変えるという特徴があります。
男性の前では可愛い仕草をしたり、甘えてみたりと、自分を最大限に可愛らしく演出しますが、男性がいなくなり、周りに女性しかいなくなると態度が急変し、言葉使いが乱暴になったり、振る舞いが雑になったりと、態度が豹変します。
女の本性と言ったらそれまでですが、男性はそんなカマトトぶる女性に弱い傾向があり、コロッと騙されてしまいがちです。
2.好きな人や気に入られたい人の前でだけ可愛く喋る
カマトトぶる人は、声のトーンや喋り方を自由自在に操ることができます。
どうでも良いと思っている人や、意識していない相手の前だと、地声で話しますが、目の前に好きな人や気に入られたい人が現れると、声のトーンが一段も二段も高くなり、鼻にかかったような話し声になって、喋り方もゆっくりになります。
男性は、女性の高い声と、鼻にかかったような声に性的魅力を感じるのです。
そんな男性の心理を知ってか知らずか、カマトトぶる人は、男性の本能に訴えかけるように可愛く喋るのです。
そんな女性に対して、男性はまんまと騙されて、可愛いと思ってしまいます。
3.何も考えていない素振りを見せて、実は計算高い
カマトトぶる人は、自分を可愛く見せる術を心得ています。
自分が可愛くみられるために、賢さを封印して、何も知らないウブな女の子を演じているのです。
それは全て、男性に気に入られたいがためにやっていることです。
「能ある鷹は爪を隠す」と言いますが、自分の魅力を最大限に生かすためだったら、どんなことでも犠牲にする、そんな強さを持っています。
なので、常に頭の中で計算しながら行動しています。
抜け目がなくて、自己プロデュース力が高いのが特徴です。
4.子どもや動物が好きなフリをする
やたらと子どもや動物、花や植物が好きだと周りに吹き込むのが、カマトトぶる人の特徴です。
子どもや動物を目にしただけで、可愛いと大きな声で言って周りにアピールしたり、花や植物を育てていると言ってみたりと、自然や生き物が好きですアピールを必要以上にして、いい人に見られたいという欲が出ています。
実際に自然や動物が好きな人もいますが、必要以上にアピールしている人は、自分をよく見せたいだけで、実はそんなに子どもや動物、植物が嫌いだということがあります。
自分が可愛く見られるためだったらどんな物でも使うというのがカマトトぶる人です。
5.いつもニコニコしていて、面白くもないことにも笑う
いつもニコニコしている人がいますが、それはとても良いことですよね。
そんな人は自然と笑っていて、見ていてこちらも明るくなります。
ですが、カマトトぶる人は意図的にいつもニコニコしています。
それは全て、自分が可愛く見られるためにやっていることです。
カマトトぶる人を見ていると、いつもニコニコしていますが、たまに引きつった笑いを浮かべていたり、意識して笑っているのがわかるときがあります。
また、カマトトぶる人は、リアクションがオーバーなので、特定のお気に入りの人や好きな人が冗談を言ったり、他愛もないことをいっても、大げさに笑って見せたりします。
一見、人が良さそうにも思えますが、カマトトぶる人の特徴の計算高さからくる行動なので、決していい人だと断定することはできません。
6.八方美人である
カマトトぶる人は、基本的に八方美人であることが多いです。
こちらにいい顔を見せたと思ったら、そちらにいい顔をし、また違うところでもいい顔をし、発言も相手に合わせてコロコロと変化させます。
嘘を付くのが上手く、それもバレないように付くことが出来ます。
世渡り上手で、人脈も広く持てるので、コミュニケーション能力がとても高いです。
そして、人を操るのが上手く、自分の意のままに動かすこともできるので、まるで人を駒のように扱います。
カマトトぶる人は、自分の可愛さを引き換えに、魔性の魅力を引き出しています。
以上がカマトトぶる女性の特徴です。
あなたの周りにも必ず1人はこのようなカマトトぶる女性がいるのではないでしょうか。
カマトトぶる女性は、見ている分には害がないですが、実際に接する際には、男性ならばカマトトぶる女性に騙されないように、女性ならばカマトトぶる女性を敵に回さないように、カマトトぶる人の特徴を覚えておいて、上手に付き合っていけるようにしましょう。