彼女がメンヘラだった時の4つの対処法

最終更新日:2017年12月2日

彼女が健全な精神を持っているに越したことはありません。

しかし、残念ながらメンヘラの彼女を選んでしまったあなたが、それでも彼女と一緒にいようと決意した場合、どう対処していくかについて述べます。

1.自分だけで治そうとしない

メンヘラと付き合う上で犯しがちな間違いとして、自分だけで何とかしてあげようとすることです。

いきって彼女に対応しまくった挙句、疲れて自分の精神がおかしくなったり、嫌になって別れてしまうということはよくあることです。

しかし、メンヘラというのは長い時間をかけ、根深く形成されてきたアイデンティティですから、一人の力だけで治してあげるというのは難しいです。

たとえ恋人であっても、治療者としての役割まで担えないし、担う必要はないです。

もちろん、彼女のメンヘラが治る日が来る可能性はあります。

しかし、それはあなたの力だけで治すのではなく、様々な要因と時間が必要なことです。

2.自分もメンヘラにならないように気をつける

精神的な抑うつや怒りは伝染するものですから、あなたが健康な精神をもっている場合、自分までメンヘラにならないように気をつけましょう。

彼女にとってあなたは希望の光ですから、あなたまで精神のバランスを崩してしまうと、共倒れになってしまうかもしれません、彼女のことばかりかかりっきりになると、自分の精神が侵される可能性が高まります。

自分だけの世界も大切に、気晴らしもするようにしてください。

メンヘラな彼女は、あなたのすべての時間を彼女のために使ってほしいと要求してくるかもしれませんが、際限がないので、どこまで相手にしてあげるのかという線引きはしてあげたほうが相手のためです。

長時間あなたと一緒にいれば、それだけ相手がよくなるとは限らないし、長時間メンヘラと一緒にいることであなたが切れてしまうと、危険なケンカが発生するかもしれません。

3.周囲との関係

また、あなたと彼女以外の周囲の人々との関係も大切にしてください。

治療者やお互いの友人、家族など、できるだけ様々な人々との交流をするようにしましょう。

ただし、メンヘラ度が高い彼女の場合、いきなり人前に連れ出すと刺激が大きすぎるかもしれません。

無理をする必要はありませんが、いつまでも二人だけの世界にいるわけにもいけませんから、少しずつ、社会の中で一緒に生きられるように努力してみましょう。

二人の関係だけで煮詰まっていることが、意外な人のアドバイスで解決に導かれることもあります。

視野は広く持っておくことが大切です。

4.「普通」であることにこだわりすぎない

メンヘラの彼女を持つ場合、彼女をいつか「普通」にしたいという思いが強いかもしれません。

しかし、メンヘラというのも一つの個性であり、良い言い方をすれば精神が個性的で繊細だといえます。

彼女の個性が全てなくなってしまい、すべてが平凡になってしまったら、エキセントリックな魅力まで失われてしまうかもしれません。

彼女には「健やかであれ」という願いをもちつつ、気長に関わっていくことに加え、メンヘラな彼女の全体を受け止めてあげるということ、このふたつは矛盾するように見えますが、どちらの精神も持って接してあげることで、彼女は安心できるかもしれません。

「メンヘラが治っても治らなくても一緒にいるよ」という優しさをもって、彼女を包んであげてください。

メンヘラの彼女と関わるのは、普通の彼女といるよりも大変なことが多いです。

身の危険がある場合は別ですが、度を越したメンヘラさではない場合、貴重な体験ができているという気持ちで前向きに捉えてみてください。

添い遂げるにせよ、いつか終わってしまうにせよ、彼女との関係が今後のお互いにとって意味のあるものとなるように努力しましょう。