意気消沈する人の特徴5個

最終更新日:2018年1月8日

人生にはいろいろな試練が待ち受けていて、人は喜んだり悲しんだりしながら人生を進んで行きます。

しかし、やっぱり見るからにがっかりして意気消沈している人は可哀想だし、自分もそうなりたくないと思いますよね。

ところで人はどんな時に意気消沈するのでしょうか?ここでは意気消沈する人の特徴を紹介します。

1.頑張ったのに失敗してしまった

学生生活の間一生懸命部活の練習に励んできたのに、最後の大会で敗退してしまった選手や、受験勉強にがむしゃらに取り組んできたのに志望校に合格しなかった学生など、頑張ったのに結果が出なかった人は必ず意気消沈してしまいます。

しかし、それは頑張ったからこそ感じる悔しさで、がんばらずに適当にやってきた人は「やっぱりダメだったか。

仕方ない」と感じて意気消沈すらしません。

結果がどうあれ頑張ったという事実は絶対にその人の身になることなので、本人も意気消沈するのは当たり前だと考えればいいのです。

そして周りにそのような意気消沈する人がいたら、慰めるというより今まで頑張ったことを称えてあげるようにしましょう。

2.恥をかいてしまった

特に大人になって社会的な立場を手に入れると、人前で恥をかくことがとても怖くなります。

大事なプレゼンで緊張して変なことを言ってしまった、みんなに注目されるパフォーマンス中に転んでしまったなどの恥をかいてしまった人は恥ずかしさと、自分の立場を失ったのではないかと意気消沈してしまいます。

しかし、実際のところは他人はそこまで他人のことに注目して見ていません。

一回の恥ずかしい事柄が原因で、その人の評価が地に落ちたりこれからずっと笑いものになるわけではありません。

自分が恥ずかしいと思うほどには他人は自分に注目していないんだと割り切ることで意気消沈した気分から立ち直ることができます。

3.思いっきり怒られてしまった

仕事のミスや態度、心構えなどが原因で上司から思いっきり怒られてしまった、友達や恋人の機嫌を損ねてしまい思いっきり怒られてしまったときはどんな人でも意気消沈してしまいます。

しかし、怒られるということはその人から自分へ変化を期待されているということで、強く怒れば必ず変わってくれるという期待があるということでもあります。

本当に嫌いで期待もしていなければ、わざわざエネルギーを使って怒らずに、無視したり去っていくはずです。

怒られたことは確かに意気消沈しますが、その後の行動が大切です。

4.不運な目に遭ってしまった

自分の力ではどうしようもない不運な目に遭ってしまった人は意気消沈してしまいます。

大事なものが盗難にあってしまった、偶然起きた仕事上のトラブルで取引先に大目玉を食らってしまったような不運に見舞われた人は、意気消沈して自分の不注意がいけなかったんじゃないか、運が悪いのは自分の日ごろの行いが悪いからじゃないかと落ち込んでしまいます。

しかし、運は運で実力とは違います。

意気消沈するよりも、不運な目に遭って受けたダメージをどうやってリカバリーするかに労力を注ぐことが傷口を広げない結果につながります。

5.厳しい現実に直面した

上記の複合的な理由が重なって人生の壁にぶち当たり厳しい現実に直面した人は、意気消沈してしまいます。

仕事が上手く行かない、人間関係のトラブルが解決できない、お金がないなどの極度のストレスが掛かると人間は自然に意気消沈してしまいます。

しかし、辛いことが起った時に常に気を張ってストレスと戦い続けるのにも限界があり、そこで落ち込んで元気がなくなってしまうのはある意味人間の自然な防衛本能です。

この状態が続くと病気になってしまうわけですが、世の中意外となんとかなるもので、本当にやばいときには誰かが助けてくれたり、人生おしまいだと思ってもその後また新しい光が見えてきたりするものです。

あまり自分に負荷をかけずに意気消沈する自分を受け入れることも時には大切です。

いかがでしたか。

意気消沈する人の特徴は、自分の人生にとって大きなことが起こったときのショック症状のようなものだということが分かります。

決して意気消沈すること自体が弱いとか悪いことではなく、その後どうやって立ち直るか、周囲がどんな風にケアするかのほうが重要です。