高知県民の特徴5個

最終更新日:2017年1月2日

四国四県の中で唯一太平洋側の南向きに面している高知県です。

他見と比べ食生活や金銭感覚、日常の行動においても一味違う県民性があります。

また高知県が東西に長い為、東と西でも少し違いがあります。

現在では昔からの習慣も少しずつ薄れてきていますが、そんな高知県の県民性をご紹介します。

1.熱しやすく冷めやすい

高知県民の特徴だと言われています。

全国チェーンのお店がオープンすると大盛況になりますが、1週間もするとガラガラです。

また有名ラーメン店のオープンでは長蛇の列になりますが、こちらも1週間でガラガラです。

つまり初物には関心があって並んでも入店しますが、通常時は混雑を避けたいという性格です。

並んでまで食べる必要は無いということです。

その為全国の通例が通用しない県と言われています。

また夫婦生活でも離婚率の高い県で、こちらでもすぐ好きになって結婚するが冷めやすいという一例です。

この性格は男女同じです。

2.宴会の食文化

日常の食生活は他県と比べほとんど変わりがありません。

ただ家族や親族の催事や、町内会などの集まり、会社の忘年会や新年会などの宴会があると、

昔から出されるのが皿鉢料理といわれる、大皿に色んな食材を並べたものです。

刺身の盛り合わせであり、握り寿司の盛り合わせ、田舎寿司の盛り合わせ、

揚げ物、煮物の盛り合わせなど多種多様です。

この皿を皆で一緒に食べる風習があります。

これは宴会の多い高知県の主婦が手間を省く為に考案したものと言われています。

冬場はこれに鍋物も加わり宴会の席が賑わいます。

そして、誰とは言わずに、一人ずつに小分けする人、減った皿をまとめる人が出てきて宴会の終わりごろには知らぬ間に片付けられています。

3.飲酒の習慣

酒飲みが多いといわれる高知県では、いまだに親類の家、親しい友人の家などに行くと、多くの家で朝、昼、夜を問わずビールが出されます。

そしてちょっとしたツマミを出され、ビールを飲みながらの会話となります。

最近では飲酒運転の社会的罰則が厳しくなり、車の運転手がいない場合は、ビールを断る場合が多くなりました。

しかし運転手がいる場合は、ほとんどの人が断らずに飲みます。

また男女を問わず会社から帰るとまずビールを一杯飲むという習慣も多いです。

休日は昼食をとりながらビールを飲むという人も多くいます。

高知市の名物「ひろめ市場」で昼間から飲んでいるのはほとんどが高知県人です。

4.車社会

高知県は公共交通が少なく、高知市内でも中心部のみが公共交通で生活できるといっても過言ではありません。

そのためほぼ全ての家庭に車があります。

仕事をしている家族の人数分の車が自宅にあるというのが現実です。

そういう状況からか、車に乗るとせっかちな運転が多いのも高知県民の特徴です。

次の信号が赤に変わると、わき道に入り、信号を回避するとか、左車線と右車線をジグザクしながら走るとかです。

また遠出をすると、自分の前に車がいるとイライラする人が多く、半数以上の人が追い越します。

また老若男女を問わず、スピードを出す人も多くいます。

高知県の地方の国道でゆっくり運転をしているのはほとんど県外ナンバーといえます。

5.散財してしまう

高知県民は有り金を全部使う県民性を持っているといえます。

お酒を飲みに行っても、帰りのタクシー代を残して全部使う人がほとんどです。

旅行や遊びに行っても持っていったお金を全部使ってしまいます。

そのため年末、正月、GW、盆などの催事には沢山のお金を使ってしまいます。

計画性はあるのですが勢いで消費するという行動です。

お金を使いすぎでその後は給料日まで金欠生活という家庭が多いのです。

基本的には将来に向けて貯金をする人は少なく、貰った給与は使い切るという県民性です。

瀬戸大橋が開通するまでは陸の孤島状態だった四国です。

その中でもさらに遠い東西に長い高知県は他見に比べ異質な文化があります。

時代の流れと共に昔の習慣がなくなってきているのは事実ですが、親から子へと受け継がれているというのも事実です。

酷道といわれた道路も今では高速道路も開通し中央の文化に近づいています。

それでも県外の人が見るとアレっと思う県民性は随所に残っています。