臆病な人の弱気な特徴5個

最終更新日:2016年11月15日

何をするにも臆病になってしまう人。

この性格によって得することもあれば当然損することもあるでしょう。

そんな臆病な人ととは一体どういった人のことを指すのか、具体的にその特徴を挙げてみましょう。

1.声が小さい

まず臆病な人は、その自信のなさから声が小さくなってしまうのが特徴です。

「こうでいいのかな」「間違ってないかな」という不安を持って臆病になっている為、堂々とした態度や発声が出来ず、

小さな声での発言が多くなり、時に何を言っているか聞き取れないほどのボリュームの時もあるでしょう。

相手からどんな反応をされるか、何を言われるかといった先のことに対しての不安もあり、臆病になってしまうのでしょう。

2.ものの変化や新たな挑戦が苦手

臆病な人は、何かが変化したり、新たに何かをスタートさせることが苦手という特徴を持っています。

今までしてきたこと、こなしてきたことが当たり前となった時、その臆病さは和らぎ、徐々に安心感が得られる臆病な人。

しかしそこで突然これまでのやり方と変わったり、新たなやり方が加えられると、臆病な人はパニックに近い状態になることも。

慣れた生活、慣れた仕事をしていたこれまでの日常にスパイスを加えられると、

どう対処して良いか分からなくなり、慣れるまでにまた時間を要すことになります。

3.人の心を開けない

人は動物とは違い、表に出ている感情や表情がそのままの心理状態とは限りません。

思っていることと、表に出ている感情が矛盾していて、本音が異なる場合があります。

臆病な人は、この些細な違いにも敏感であるため、普通の人が気付かないその人の深層心理や裏の顔に気付きやすいもの。

それが裏目に出てしまい、「関わることが怖い」「近寄れない」という思いを抱き、人との間に距離を設けてしまいます。

よって、親しい友人を作るにしても、何年も時間がかかることは珍しくなく、心を開くまでに相当な時間がかかることが分かります。

4.客観的な意識を持つことが出来ない

物事を異常に大きく捉えたり、認識してしまうと、緊張しなくても良いことにまで緊張するもの。

臆病な人は常にこの感覚になっており、物事を客観的に見ることが出来ない為に、オーバーな思いを抱くのが特徴。

一般的に「そんなことで?」と思うようなことであっても、自分にとったら人生がかかっているくらいの大きなものに。

大袈裟な思い込みや過度な緊張を常に持っている為に、怖がったり臆病になったりと負の連鎖が生じてしまいます。

5.多くの失敗を重ねている

これまでの人生で、人一倍多くの失敗をしてきた人は、臆病な性格になりやすく、改善することが難しいケースもあります。

それまで自信を持って堂々としていた人であっても、失敗を繰り返すことによって自信をなくし、

「また失敗するかも」という思いを必ず持つようになってしまいます。

何かを始める時に常にリスクを考えてしまう人は、その物事を前向きに捉えることが出来ず、時にスタートすらも拒むこともあるでしょう。

それは過去の失敗がトラウマのように頭に残っていることが原因で、解消されないまま進んできたと言えるのです。

自信をつける為にも、臆病な性格を直す為にも、今から成功を積み重ねて、過去の失敗を塗りつぶす必要があります。

恐れているうちは臆病なままになってしまい、先に進むことが出来ないのです。

臆病な人を見ると、「そんなこと気にしなくていいのに」「なんでそこで怖がるの?」といった言動が見られ、

苛立ちや怒りすらも感じてしまうかもしれません。

しかし臆病な人は、それだけ色んなリスクや今後のことを考えているからであり、慎重であると考えることも出来ます。

臆病な性格は傍から見たら損ばかりの性格かもしれませんが、失敗を最小限にとどめたり、

同じ失敗を繰り返さないというメリットもある為、全面的に否定することは出来ないのです。