破滅願望が強い人の特徴4個

最終更新日:2017年1月20日

物事が破壊されればいいのにと破滅願望を持つ人は、

何かしらの問題や悩みを抱えている可能性があり、根本的な原因を知るためにも、

一度自分と向き合う必要があります。

破滅願望が強い人の特徴とは、一体どういったものがあるでしょうか。

今回は破滅願望が強い人の特徴をご紹介します。

1.不安や悩みが長期に渡って続いている人

破滅願望の強い人の多くは、自分の中に闇を抱えていることが多く、

現実から「逃げたい」「離れたい」といった願望を持ち合わせていることが多いです。

不安な日々を送っている人、なかなか解決に至らない悩みを抱えている人が、

長期に渡って苦しむことで、破滅願望を持ってしまいます。

何もかもが嫌になり、いっそのこと破滅してしまえば楽になれるかもという感覚にまで追い込まれている状態。

周りの人がサポートしてあげたり、話を聞いてあげるなどの対処を必要としているかもしれません。

2.不満だらけの人

何をするにも自分の思い通りにならないと気が済まない人は、日々不満を持つ機会が多くなります。

「そうじゃないのに」「自分はこうしたいのに」という不満が募ることで、

破滅してしまえばいいという怒りに近い感情を持ってしまいます。

基本的にわがままだったり、自己中心的な思考の持ち主は、破滅願望をよく持つ傾向にあり、

「ぐちゃぐちゃにしてやりたい」「台無しにしてやりたい」という僻みや嫉妬という気持ちから、

破滅願望を持つことがあります。

ただこうした人に限って、「私は○○したいです」と言葉にして主張することができません。

そのために不満がたまり余計に破滅願望を持ってしまうことが多いのでしょう。

3.路頭に迷っている人

これから自分がすべきことが分からない、将来に希望が持てない、

やりたいことが見つからないといった、人生の路頭に迷ったことで破滅願望を持つケースもあります。

先に対しての漠然とした不安や心配が、「自分はこのままでいいのか」

「これからどうすればいいのか」という思いを強くさせ、生きづらさを覚えてしまうことがあります。

特に、自分の周りの人が上手くいっていることが多いと、他者と自分を比較して、

まるで自分がダメな人間かのように感じることで、「辛い」「もう無理」といった精神状態になることがあります。

人それぞれ悩むタイミングや人生の選択肢は様々ですが、自分だけが上手くいっていないと思い込んでしまうことで、

問題を大きく捉えてしまいます。

楽観的になることや、人と比べることではないことを意識するだけで、破滅願望を消すことができるかもしれません。

4.憎しみや恨みが強い人

過去に何かをされて自分が傷ついた経験がある人、あるいは信用していた人に裏切られた人。

他にも、家族からいつも否定され続けて生きてきた人や、いじめにあってきた人など、

他人に対してや社会に対して、憎しみや恨みといった感情が強い人は、破滅願望を持ってしまう傾向にあります。

信用できる人がいない、皆が同じ不幸を味わえばいいという気持ちから、

すべてが崩壊してしまえばいいと感じているのでしょう。

こうした憎しみや恨みは、問題が解決したからといって治まる訳ではありません。

また時間が経ったからといって、問題が小さくなるという訳でもなく、

生涯にわたって持ってしまう人も少なくありません。

こうした感情以上に、信用したい人ができたり、自分を理解してくれる人に出会わなければ、

破滅願望を持ち続けてしまう可能性は非常に高いのです。

何もかも投げ出したい、全てが崩壊してしまえばいいのにと、

壁にぶつかった時や身動きできない問題が起きた時には、多少なりとも感じてしまう願望かもしれません。

それが一時的なものであればさほど問題ではありませんが、

長い間破滅願望を持ち続けているようならば、根本的な原因を追究し解決に結びつける努力も必要です。

周りに相談したり、気持ちを吐き出すことも一つの対処法です。

破滅願望を持たなくて済む生き方を、自分なりに見つけてみると良いでしょう。