気丈な人の特徴4個

最終更新日:2017年1月24日

気丈な人は、いつでも強い心を持ち、

どんなにつらいことに遭遇したとしても決して諦めたりはしません。

その前向きな生き方に感銘を受け、彼らに憧れてしまうという人も非常に多くなります。

では、気丈な人とは具体的にはどのような人なのでしょうか。

その特徴についてご紹介します。

1.人前でネガティブな発言を絶対にしない

気丈な人は、愚痴や泣き言などのネガティブな発言を、絶対に人前でしないという特徴があります。

どんなにつらいことがあっても、1人でじっと耐える心の強さを持っているのです。

そのため、他の人から見ると、「何も悩み事がない人」であるかのように見えてしまうこともあります。

彼らは、1人でいる時に、人一倍悩み苦しみますが、それを表に出してしまうような行動や発言を自分に許さないのです。

彼らには、独自の生き方の美学があり、

「人前でネガティブな発言をするような、みっともないことはしたくない」というポリシーを持っています。

人前で愚痴や泣き言をこぼす行為は、彼らにとっては「美しくない行為」です。

その美学を守るためなら、1人でじっと耐え続けることも苦になりません。

2.トラブルが起きても感情的にならず、冷静に対処することができる

気丈な人は、何が起きても感情的になることがありません。

たとえ大きなトラブルが起きたとしても、パニックになることなく、冷静に対処することができます。

そのため、トラブルがこれ以上大きくなる前に、未然に問題を解決することができます。

精神的に弱い人であれば、予想外の出来事が起きた時、

どうして良いかわからなくなってパニックを起こしてしまうでしょう。

しかし気丈な人は、「冷静に対処すれば解決できない問題などない」と考えており、

「まっすぐに向き合えば、必ず良い結果を導く出せる」と信じています。

その強さが心の余裕に繋がり、いかなる時でもドンと構えていることができます。

そのため、周りの人からは、「何も恐いものなどなさそうな人」であるかのように見られます。

3.誰の前でも堂々と自分の考えを述べることができる

気丈な人は、いついかなる時も物怖じしないということが特徴です。

そのため、どんな場においても、自分の考えを堂々と述べることができます。

たとえ、自分よりもはるかに年齢や地位が上の人を前にした場合でも、

大きなプレッシャーがのしかかる状況においても、変わることなく自分の考えをはっきりと主張することができます。

その姿に、多くの人が尊敬の念を抱いてしまうようになります。

しかし、「自分の考えをはっきり述べる」と言っても、彼らは決して、

相手を攻撃したり、人の意見を批判したりすることはありません。

あくまで淡々と、「自分はこのような考えを持っています」ということだけを、冷静に述べていきます。

そのため、意見を主張しても決して嫌味にならず、不必要な敵を増やすことがないという点も特徴の1つです。

4.落ち込むことがあっても、すぐに立ち直ることができる

どんなに気丈な人でも、人間である以上、悩みを抱えたり、落ち込んだりすることはあります。

しかし気丈な人は、ネガティブな感情や状態に、長い間浸っているということはありません。

彼らは、他の人よりも早く立ち直ることができるという特技を持っているのです。

ネガティブな気持ちに長く浸ると、知らず知らずのうちに、「可哀想な自分」に酔ってしまうことがあります。

そして、人から同情されるために、そんな状態に甘んじてしまうのが人間です。

しかし気丈な人は、「可哀想な自分」にはなりたくないと常日頃から考えています。

彼らは、いつでも前向きな人間でいたいという理想を持っているため、

できるだけ早く「可哀想な状況」から抜け出そうと努力します。

そのような姿勢が長年の習慣になっているため、悩みや苦しみを抱えても、すぐに立ち直ることができます。

気丈な人は、いつでも前向きな気持ちを忘れずに生きており、

困難に吞み込まれてしまったり、ネガティブな感情に振り回されてしまったりすることがありません。

いつでも冷静かつポジティブに物事に取り組む姿勢が習慣になっているため、

本物の自信を身に付けている「器の大きな人間」です。

その精神的な余裕が雰囲気にも出ているため、彼らのような人が近くにいると、周りの人は皆安心感に包まれます。

いつでも自分の考えをはっきり述べることができるため、人の意見に左右されることもありません。

気丈な人とは、どんな時でも心の軸が決してぶれない、「精神的に成熟した大人」であると言えるでしょう。