息が臭い人の不健康な特徴5個

最終更新日:2016年12月7日

あなたの周りに息が臭い人はいませんか。

その人の臭い臭いを嗅ぐだけでその日の気分はガタ落ちですよね。。。

ただ、一口に息が臭いと言っても、人それぞれ理由が違います。

今回はそんな息が臭い人の特徴をご紹介します。

1.歯磨きをちゃんとできていない

歯磨きをちゃんとしていなければ、当然口の中は臭くなります。

口の中に残った食べかすを栄養にして、雑菌は急速に広がっていきます。

そして口臭がきつくなってしまいます。

正しい歯磨きとは、毛先を歯と歯茎の間に当てます。

毛先が広がらない程度の軽い力で小刻みに動かすことです。

一か所につき20回以上磨くことが望ましいです。

時間にすればおよそ5分程度かかります。

歯並びが悪い場合は、歯ブラシを縦に当てる、角度を変えるなどして対応します。

また、歯ブラシの届かない歯と歯の隙間には、歯間ブラシを使って食べかすを取り除きましょう。

2.舌が真っ白になっている

舌が白くなっている部分は、舌苔と言います。

舌の表面の角質が硬くなり、その間に食べかすや細菌が溜まってしまい、白く見えるのです。

食べかすや細菌ですので、口臭のきつさに影響しています。

もちろん、舌苔を取り除けばよいのですが、歯ブラシで行うのは止めましょう。

歯ブラシで舌苔を除去しようとすると、舌の粘膜を傷つけてしまい、その時には舌苔が取れても、しばらくすると前より増加してしまいます。

舌苔の除去には専用の舌ブラシを使います。

舌を出して、舌ブラシをできるかぎり奥まで入れます。

この時奥まで入れ過ぎて気持ち悪くならないように注意しましょう。

奥まで入れた舌ブラシをゆっくりと前に引き出しましょう。

これを数度繰り返します。

なお、舌ブラシの使用は一日一回にしましょう。

複数回行うと舌の粘膜を傷つけます。

3.口で呼吸している

本来、人間は鼻で呼吸するものです。

しかし、幼い頃からのクセで口呼吸を行っている人は多いです。

また、鼻づまりなどで一時的に口呼吸になってしまう人もいます。

口呼吸になると、口内の粘膜が空気と触れる機会が多くなり、乾燥してしまいます。

乾燥してしまうと、口内の唾液が減り、細菌が活性化してしまい、口臭がきつくなります。

解決策は、鼻呼吸に切り替えることです。

クセで口呼吸を行っている人は、意識して口を閉じましょう。

最初は苦しさを感じますが、すぐに慣れることができます。

補助グッズとしては、鼻孔拡張テープがあります。

鼻孔を広げるので、鼻呼吸がしやすくなります。

慢性的な鼻炎等で口呼吸になっている人は耳鼻科での治療が最善の策です。

専門医による適切な処置を受けましょう。

4.タバコを吸っている

タバコに含まれるタールとニコチンが口臭をきつくさせます。

タールはヤニのことで、タール自身の臭いを持っています。

タバコを吸うと、舌や歯にタールがこびりつきます。

ニコチンは、毛細血管を収縮させる働きがあります。

そのため、血液の回りが悪くなり、唾液量が減ってしまいます。

そして口内が乾きやすくなり、雑菌が増殖してしまいます。

解決策は禁煙しかありませんが、簡単に止められるものでもありません。

どうしてもタバコを止められない人は、喫煙後に歯や舌を磨く、水でうがいをする、といった対策で口臭を抑えましょう。

5.お酒を飲んでいる

お酒を飲むと、肝臓でアルコールを分解します。

分解されて出てきたのがアセトアルデヒドという物質で、口臭の原因となります。

アセトアルデヒドは血流に乗り、全身に行き渡り、粘膜から酸味のある臭いを出します。

また、アルコールには利尿作用があり、体内の水分量を減らしてしまいます。

すると、唾液量も減ってしまい、雑菌が増殖します。

対策としては、飲まないことが一番ですが、なかなかそうもいきません。

飲み過ぎないこと、飲んだら水分補給を忘れないことを守っていれば、口臭を緩和させることは可能です。

いかがでしたでしたか。

息が臭い人には上記のような5つの原因があります。

人によってどの原因が当てはまるのかは様々で、二つ三つと当てはまる人もいるでしょう。

まずはしっかりと自分の口臭の原因を把握して、その原因にあった対策を行いましょう。

そして、口臭とはオサラバしましょう。