せっかちな人の慌ただしい特徴5個

最終更新日:2016年11月2日

「なんであの人は、あんなにせっかちなんだろう」と、人から不思議がられる人がいます。

「自分はせっかちだ」という自覚がある人もいるでしょう。

今回は、そんなせっかちな人の特徴をご紹介します。

1.時間に囚われ、常に時間を意識しながら行動する

せっかちな人の心理的特徴としてまず挙げられるのが、

「時間に囚われ、いつでも時間のことを考えている」ということでしょう。

人間、社会生活を営む以上、誰しも時間に対する意識を持つ必要がありますが、

その意識が、せっかちな人は強すぎるのです。

仕事をするのでも勉強でも、あるいはプライベートな時間でさえ、

いつでも時間を気にして、何度も時計を見たりします。

時間厳守は当然で、約束の時間よりもかなり早く約束の場所に到着するのが、せっかちな人です。

ですから、仕事や勉強のスピードは人よりも早いものの、

スピードばかりを意識するため、ミスは少なくありません。

精度よりも速度を優先するのが、せっかちな人の共通点と言っていいでしょう。

2.すぐにイライラいしてストレスを感じやすい

人よりもストレスを感じやすいのも、せっかちな人の心理的特徴です。

前項で説明した通り、常に時間を意識していますので、

自分が思っている時間通りにことが進まないと、イライラしてしまいます。

例えば「この仕事は何時までに仕上げよう」と自分でスケジュールを組んだとしましょう。

自分で決めた時間目標にすぎないにも関わらず、その時間に自分で拘束されてしまうため、

1分でも遅れると、大きなストレスを感じてしまいます。

前項の例で言うと、約束の時間よりもはるかに早く到着し、

約束した相手が現れるのをイライラしながら待つのが、せっかちな人ということになるでしょう。

たとえ、相手が時間通りに現れたとしても、その待ち時間をイライラして過ごし、ストレスを溜めてしまいます。

3.のんびりくつろぐことができない

せっかちな人が苦手とするのが、「くつろぐこと」です。

ふつうの人は、予定のない休日やオフタイムには、のんびりくつろぐことがあるでしょう。

しかし、そういう時でも、何かしていないと気がすまないのです。

一人で過ごす休日も、部屋でじっとしていることができず、何かしらの家事をしたり、

用事もないのに外出して、外出してから用事を作ったり、とにかく動いていないと落ち着きません。

ふつうは、動かないでのんびりしている方が落ち着くものですが、

せっかちな人は、じっとしていると落ち着かず、動いていた方が気持ちが落ち着くという、大変不思議な心理を持っているのです。

4.プロセスよりも結論を優先する

プロセスにはあまり興味がなく、何事も結論最優先というのも、せっかちな人に共通する特徴です。

例えば、せっかちな上司が部下から報告を受けるとしましょう。

部下が結論よりも先に経緯の説明を始めると、せっかちな上司はそれを聞くことに耐えられません。

「それで、結局どうなったんだ」と、結論を急かすのです。

仕事に限ったことではありません。

友人や家族と話をしている時でも、すぐに「それで、どうなったの?」と、結論を聞きたがるのがせっかちな人の特徴です。

そして、結論を聞いてしまうと、その話題に対する興味は薄れてしまいます。

プロセスにはあまり関心がないからです。

5.一つのことをしながら、次にすることを考えている

せっかちな人の頭の中には、ほとんど場合、複数のことが存在しています。

何か一つのことに没頭し、それのみに神経を集中するということがあまりありません。

何か一つのことをしながら、次にやるべきことを考えてしまいます。

「これが終わったら、あれをやって、あれが済んだらこれをやろう」というように、忙しく頭を回転させるのです。

それだけ、頭の回転は速いものの、集中力を欠く傾向があるのが、せっかちな人と言っていいでしょう。

今回はせっかちな人について、心理面、行動面の特徴を5点取り上げ、説明してきました。

身近にいるせっかちな人のことを知るための、参考になさってください。

また、自分がそうだという人は、自分に当てはまる項目をチェックしてみてはいかがでしょうか。