優柔不断な人のイライラする特徴4個

最終更新日:2016年9月28日

人は毎日、選択を繰り返しています。

ランチメニューや上着の色といった小さなものから、結婚・就職・家の購入といった大きなものまで、

人生は選択の連続で成り立っていると言えるでしょう。

それなのに、なかなか決められず、いつまでも岐路に立ってぐずぐずしてしまうのが優柔不断な人。

「選ぶことができない」彼らには、どんな特徴があるのでしょうか。

今回は優柔不断な人の特徴についてご紹介します。

1.責任を取る勇気がない

選択するということは、その結果に責任を持つということです。

良い結果ならともかく、悪い結果になった時に責任を取る勇気が出ないのが、優柔不断な人です。

そのため、最終的な判断を下すことができずに迷ってしまいます。

会議で発言を求められたときに自分なりの意見を発することや、取りまとめるリーダー役につくことなどを嫌がります。

自分の選択でほかの人に迷惑がかかったり悪い結果になったりすることを、必要以上にプレッシャーに感じてしまいます。

2.成功体験が少ない

人は目の前に選択肢を出されたときに、これまの経験や知識からメリット・デメリットを考えるものです。

そして自分なりの結論を出します。

優柔不断な人は、自分の選択が成功につながった体験に乏しい人です。

または大きな失敗がトラウマになっている場合もあります。

自分の選択に自信を持つには、子供の頃から繰り返してきた様々な選択によって成功した体験の積み重ねが必要です。

優柔不断な人は過去の失敗体験が忘れられないことが多く、成功よりも失敗したときのことを恐れて、迷ってしまいます。

3.想像力がたくましい

選択にはそれぞれの結果がついてきます。

優柔不断な人は、その一つ一つに対して考えられるあらゆる結果を想像してしまいます。

Aパターンを選んだ場合、こういうことが考えられる、その後さらにBとCに分かれてそれぞれこうなる、

と延々と考えてしまい、自分で自分を混乱させてしまいます。

何も考えずに直感で決めるということができないのは、その想像力のせいだと言えます。

これは先を見通す力があり、慎重な性格だと言えますが、

どうしても選択には時間がかかるので優柔不断ということになってしまいます。

4.周りの目を気にする性格

何でも自分の考えに従い、周りの目を気にしない性格ならば、なにも迷うことはありません。

人にどう思われようが自分が良いと思ったものは良いと、貫き通すことができるからです。

選択に迷う人は、自分がどう見られるかという周りからの評価をとても気にします。

上手くいけば尊敬や称賛を得ることができますが、もし失敗したら軽蔑され、

馬鹿にされ、信頼を失ってしまうかもしれないと、クヨクヨ悩む性格です。

こういった場合、判断基準に自分だけでなく他人の思惑まで入り込んでくるので、余計に難しくなってしまいます。

5.実は意外と欲張り

物事を決められない理由には、失敗を恐れる気持ちばかりでなく、

「選択しなかった方」への未練、後ろ髪を引かれる思いというのがあります。

食べられなかったメニュー、選ばなかったパートナー、内定を断った就職先。

もしかしたらあっちのほうが良かったかもしれないと思い始めると、自分の選択肢が急に色あせてしまう。

そんな、実は意外と欲張りな性格のせいでもあります。

選択を迫られたときに、ついそのことを考えてしまい、振り子のように気持ちが揺れてしまうため、人より時間がかかってしまいます。

優柔不断な人は、度が過ぎると周りに迷惑をかけたり、自分もプレッシャーからイライラしたり、良いことがありません。

しかし一方、大切なことを簡単に決めてしまって後悔するようなことにはならないので、慎重で安心できる人だともいえます。

もし自分が優柔不断であると感じたら、どうして迷ってしまうのか、自分の中の原因をよく見つめてみましょう。

優柔不断な性格が少しでも改善され、肩の力を抜いて選択できるようになると、より人生が楽しくなりますよ。