モラハラ夫の酷い特徴5個

最終更新日:2016年9月17日

言葉や態度で妻を徹底的にいたぶる「モラハラ夫」。

モラハラというと軽く聞こえるかもしれませんが、精神的DVであることは間違いありません。

ここでは、モラハラ夫について、どんな特徴があるのか見ていきましょう。

1.「ダメな妻を教育している」という意識がある

モラハラ夫がよく口にする言葉には、「頭悪いな」「お前はほんとにバカ嫁だ」

「そんなことも知らないのか」「どうして、できないんだ」というものがあります。

おわかりのように、すべて「お前はダメだ」という指摘です。

妻に対して、「いかにダメな人間か」を自覚させようとしているわけですが、

そこには「ダメな妻を優秀な自分が教育してやっている」という意識が隠されていると考えていいでしょう。

根拠のない自信家というのが、モラハラ夫の共通点です。

自信があるため、妻に対して常に上から目線で接し、妻のことを「勉強のできない劣等生」、

自分を「それを教育する教師」のように見るのです。

つまり、妻の愚かさ、劣等ぶりを指摘することで、自己満足を得るのが、モラハラ夫の特徴と言うことになるでしょう。

2.外面はよく、人前では愛妻家を演じる

家庭内と家庭外で、妻に対する接し方がまったく違うというのも、モラハラ夫の大きな特徴です。

人の評価を気にし、人から良く思われたいという意識が強いため、人前ではけっしてモラハラな言動はしません。

むしろ、人一倍妻に優しくして、愛妻家ぶりをアピールしようとします。

例えば、家に友達夫婦を招いたとしましょう。

そうすると、友達夫婦がいる間は、妻に気づかい、妻をいたわり、「やさしい理想の夫」を演じます。

友達夫婦には「なんてやさしい旦那さんなんだ」と思われるわけです。

しかし、友達夫婦が帰った瞬間、モラハラ夫に豹変。

「なんで、あんなことを言うんだ」とか、「さっきのあの態度はなんだ」、

「みっともない料理を出しやがって」というように、妻をなじりいたぶるのが、モラハラ夫です。

3.仕事で大きなストレスを感じている

仕事で大きなストレスを抱えているため、モラハラ夫になるというケースも少なくありません。

職場での立場が弱く、同僚から見下されていたり、人間関係に問題を抱えていたり、

仕事自体の悩みを持っていたりする場合、そのストレスを、妻を使って解消するというケースです。

家から外へ出ると、自分が虐げられることが多いため、家に戻ると、

自分よりも弱い立場の妻を虐げることによって、ストレス発散するわけです。

ですから、妻が自分のモラハラによって精神的に深く傷つけば傷つくほど、夫は満足すると考えていいでしょう。

妻をいじめてすっきりするのが、モラハラ夫の特徴です。

4.結婚してから人が変わる

モラハラ夫の多くは、結婚前は人一倍彼女にやさしくするものです。

上記のように、ストレスがきっかけでモラハラをするケースもありますが、

その場合でも、「もともとモラハラ体質の人間だった」と考えるべきです。

その要素を、結婚前には見せなかったわけです。

それが、結婚後に豹変するわけですが、それは、結婚して人が変わったのではなく、

「隠していた本性を現した」と理解したほうがいいでしょう。

よく「釣った魚にエサをやらない」と言いますが、「釣った魚を虐待する」のが、モラハラ夫の特徴です。

5.無言のモラハラをする

言葉で妻を攻撃するのが、モラハラ夫の一般的なやり方ですが、別のやり方もあります。

それは「無視」。

妻が何か話しかけても、聞こえないふりをしたり、

あきらかに聞こえているのにまったく反応をしないというモラハラ夫が少なくありません。

口を開くのは、自分が妻を攻撃したいときだけ。

それ以外は、妻と口を利くことはせず、妻の存在を無視することで、精神的にいたぶるわけです。

これはつまり、「無言のモラハラ」と言っていいでしょう。

近年、話題になることが多く、社会的にも問題視されている「モラハラ夫」について、

代表的な特徴を5種類、お話ししました。

モラハラというのは、その自覚がないまま、やってしまうケースも少なくありません。

男女を問わず、既婚の方は参考になさってください。