警戒心が強い人の臆病な特徴5個

最終更新日:2016年5月7日

何かと警戒心が強い人がいます。

周りから見ると「なんで、あんなに警戒するのかわからない」ということになりがち。

そうしたタイプの人とつきあうのは難しいようと感じてしまうでしょう。

何故、あんなにも警戒心が強くなってしまうのでしょうか。

今回は警戒心が強い人の特徴についてご紹介します。

1.新しいものにチャレンジするのが苦手

何事に対しても保守的に対応するのが、警戒心の強い人の特徴です。

自分がすでに経験したことやわかっていることを、続けたり繰り返したりすることが好きです。

仕事でも勉強でも日常生活でも、そのスタイルは変わりません。

わかりやすい例をあげましょう。

例えば、外食。

多くの人は、新しくできた飲食店が話題になっていると聞くと、その料理に興味があれば、一度試しに食べてみようとするでしょう。

しかし、警戒心の強い人は、簡単に話題に乗って、試してみようとはしません。

「いつも利用しているいつもの店」の方が好きです。

新しい店にチャレンジしてみるよりも、いつもの店でいつものメニューを頼む方を選択するのが、警戒心の強い人の行動傾向ということになります。

「試してみることが苦手なのが、警戒心の強い人」ということになるでしょう。

2.一人でいるのが好き

警戒心の強い人が、まったく警戒心を抱かない対象が、一つだけあります。

それは「自分自身」です。

言うまでもないでしょうが、どんなに警戒心の強い人でも、自分自身を警戒するということはありえません。

普段、さまざまなことに警戒しながら生きているタイプの人も、つまり、自分に対してだけは完全な安心を得ることができるわけです。

そのため、「一人でいることが好き」という特徴が生まれます。

いわば「自分という安全地帯」に逃げ込むことができるのが、自分一人の時間ということになります。

一番安心できるところにいたいと思うのは、自己防衛本能による心理と考えることができるでしょう。

3.人見知りで友達が少ない

先ほど説明したように、新しいものを試すことにも警戒心を持ちますが、その警戒心がもっとも強く出る対象は、やはり「他人」です。

対人恐怖というわけではありませんが、人を容易には信じないという傾向が強いのです。

初対面の相手に対しては、さらにその心理が強く働きます。

その心理が「人見知り」という特徴につながります。

初対面の人に対しては、できるだか距離を置こうとし、時におどおどした態度を取ってしまいます。

人に対する警戒心が強いために、どうしても友人の数が少なくなるのも、警戒心の強い人の大きな特徴と言っていいでしょう。

4.ひとたび打ち解けると、関係は深化する

人見知りなために、人と仲良くなるまでにかなりの時間を要します。

相手が異性であれ同性であれ、なかなか簡単に打ち解けるということはできません。

ところが、ひとたび打ち解けることができると、意外に心を開くことも多いのです。

「この人は警戒すべき相手ではない」という判断を下すまでに時間がかかるものの、その判断を下しさえすれば、相手との関係は一気に深化します。

これは、恋愛において特に顕著にあらわれる特徴と考えていいでしょう。

5.マイナス思考で内向的

意識の持ち方としては、内向的という特徴があります。

常に自分の内側に意識が向いていて、静かに深く考察するという傾向があります。

同時に、その思考傾向としては、マイナス思考という特徴を持っています。

ものごとをネガティブに捉え、常にデメリットやリスクを考えるからこそ、警戒心が高まってしまうということになるわけです。

その根底には、「傷つきたくない」という自己防衛本能、さらには強い自己愛が存在すると考えていいでしょう。

警戒心の強い人の行動傾向や心理に関する特徴を、お話ししました。

あなたの身近にいる、あるいは今後、あなたの前に現れるかもしれない警戒心の強いタイプの人を理解するための、手引きになさってください。