ユーモアのある人の面白い特徴5個

最終更新日:2016年9月9日

ユーモアのある人が一人いると、職場や学校などのコミュニティの雰囲気は良くなるものです。

場の雰囲気は和みますし、メンバーの笑顔も増えるに違いありません。

そんな、誰からも好かれるユーモアのある人には、どんな特徴があるのでしょうか。

今回はユーモアがある人の特徴についてご紹介します。

1.知的で頭の回転が速い

まちがわれやすいことですが、お決まりのギャクを披露したり、

ネタで笑わせるのが、ユーモアのある人ではありません。

「ユーモアのある人」イコール「お笑い芸人みたいな人」ではありません。

もちろん、お笑い芸人にはユーモアのセンスが求められますが、単に人を笑わせるのが、ユーモアのある人ではないのです。

ユーモアのある人というのは、フリートークの中で、当意即妙で人を笑わせ、和ませることができる人と言っていいでしょう。

ですから、頭の回転が速いことが、必要条件になります。

その場の話の流れの中で、ちょっとした発言で相手の気持ちを和ませるためには、

臨機応変、その話にふさわしい、しゃれた考えが浮かばなければなりません。

頭の回転が遅い人には、それは不可能でしょう。

また、知的で教養があることも、ユーモアのある人の特徴と言っていいでしょう。

教養人の方が、話の引き出しがたくさんあるため、ユーモアのあるセリフを口にすることができます。

2.人と違う発想力がある

先ほど、「ユーモアのセンス」という言い方をしましたが、センスがなければ、ユーモアのある人にはなれません。

では、そのセンスはどこから生まれるのかというと、それは「人と違う豊かな発想力から」ということになるでしょう。

人と同じ発想しかできない人は、人と同じことしか頭に浮かばず、同じようなことしか口にすることはできません。

そこに、ユーモアは生まれないわけです。

人と違うしゃれたことを口にするには、違う発想をする必要があります。

ですから、目のつけどころが人と違い、人と違うものの見方をすることができるのが、

ユーモアのある人の特徴であり、「ユーモアのセンス」の元となっていると考えていいでしょう。

3.サービス精神がある

これはお笑い芸人にも共通する特徴ですが、ユーモアのある人はサービス精神が旺盛です。

おもしろいことを言って人を笑わせたり、ちょっとした言動によって場の空気を和ませる人には、

「人を楽しませたい、喜ばせたい」という心理があると考えていいでしょう。

人にサービスすることによって、結果として自分も楽しい思いをするわけですが、

「まずは人を楽しませたい」と思うのが、ユーモアのある人の特徴です。

4.人にやさしく、人を不快にさせない気づかいができる

よく、その場にいる人をネタにして笑わせる人がいます。

その場合、その人についてマイナスのエピソードを紹介したり、

その人の欠点に注目して、それを笑いにすることが少なくありません。

これは、真の意味での「ユーモア」とは言えないでしょう。

「みんなが楽しみ、和むことができる」というのが、ユーモアの条件です。

ユーモアのある人は、そこをよくわきまえています。

ですから、その場にいない人も含めて、人の欠点や失敗をネタにして笑いを取ろうとはしませんし、下ネタも使いません。

すべての人を不快にさせないような気づかいができます。

つまり、人にやさしく思いやりがあることが、ユーモアのある人の人間的な特徴と言うことになるでしょう。

5.気持ちに余裕がある

ユーモアのある人に共通しているのが、「気持ちに余裕がある」ということです。

ユーモアというのは、生きていく上で必要不可欠なものではありません。

「それがなくても生きてはいけるけれど、それがあると、人生がより豊かになるもの」と考えていいでしょう。

要するに、人生の中の「遊び」の一つがユーモアです。

そして、「遊び」は余裕のあるところにしか生まれません。

「仕事のことで頭がいっぱい」とか、「勉強に追われ、ほかのことをしている暇がない」という人には、

そうした「遊び」は生まれようがないのです。

つまり、気持ちに余裕があって、心に遊びがあることが、ユーモアのある人の心理的特徴と言うことになるでしょう。

今回はユーモアのある人について、主に精神面、心理面の特徴を紹介しました。

人から愛され、時には尊敬もされるのが、ユーモアのある人と言っていいでしょう。

「自分もそうなりたい」と思う方は、参考になさってください。