肌が黒い人の羨ましくなる特徴4個

最終更新日:2016年9月18日

生まれつき肌の色が黒いことがコンプレックスという方は多いかもしれません。

色黒な人は肌のメラニン色素量が多く、遺伝的な要素が強いため、

生来の肌の色以上に色白になることは不可能です。

しかし、色が黒いことはデメリットだけではありません。

今回は肌の色が黒い人に共通する特徴をご紹介します。

1.紫外線への耐性が強い

肌のメラニン色素は紫外線から皮膚を守ってくれる重要な役割を持っています。

強烈な紫外線を長時間浴びると、皮膚がダメージを受けてシミやそばかすができやすくなります。

また、日焼けして皮膚が赤く腫れあがるような人は皮膚癌になりやすく、皮膚細胞の劣化が早いとも言われています。

そのため、メラニン色素量の少ない色白の人は紫外線対策を念入りにする必要があります。

生まれつき肌の黒い人は、色白な人よりも紫外線に対する耐性が強いため、

ごく簡単な紫外線ケアをするだけでも十分皮膚の健康を守ることが可能です。

また、シミやそばかすも出来にくく、日焼けしても少々色が黒くなる程度で済むので、

強烈な日差しを気にせず活動することができます。

夏場の日焼けは冬になれば徐々に元に戻るので、日焼けのアフターケアを気にする必要もありません。

2.適度な日光浴でくる病予防が可能

人間は日光浴をすることで体内にビタミンDを生成することができます。

ビタミンDはくる病(骨が異常に曲がってしまう病気)対策に必要不可欠な栄養素です。

実は、肌の白い人の方が黒い人よりも少ない日光浴でビタミンDを生成することができることが判明しています。

色白の人は皮膚が紫外線に弱いのであまり室外に出なくてもビタミンDが生成できるようになったのでしょう。

日光浴が十分でなければサプリなどで補う必要がありますが、

普通の日常生活をしていれば肌の色が黒くてもサプリを摂る必要性はありません。

晴れの日の外出が好きな方なら、くる病予防に関しては全く問題がありません。

3.年齢を重ねても、肌の色が黒い方が皮膚の健康が維持しやすい

日本人は肌の色が白い方がキレイだと評価する傾向があり、美白化粧品が年々売上を伸ばしています。

しかし、長く健康で若々しい肌を維持するという観点では、色黒の方が断然お得です。

なぜなら、上記で述べたようにメラニン色素の多い肌の方が紫外線に強いからです。

紫外線に耐性があるということは、皮膚年齢の劣化(老化)の進行が遅いということです。

色の白い人よりも肌年齢を気にする必要がありません。

それも、面倒な紫外線対策や日焼けのアフターケアをすることもなしに、です。

これはとても大きなメリットと言えるでしょう。

(何もしないと肌の老化は進行するため、多少のケアは必要です。)

4.目の下のクマや吹き出物、顔のくすみ、傷などが目立ちにくい

生まれつき肌の色が黒い人は、睡眠不足や疲れで目の下にクマができたり、ニキビなどの吹き出物ができたりしてもあまり目立ちません。

少しメイクを工夫すれば至近距離で顔を合わせないかぎりほとんどバレません。

反対に、色の白い人だと目の下のクマや顔のくすみ、赤いニキビなどは非常に目立ちます。

ごまかすためにはメイクを厚塗りしなければならず、顔全体の印象が野暮ったくなってしまいがちです。

このように、肌の色が黒いということは、必ずしもデメリットばかりではないのです。

肌の色が黒いことを必要以上に気にしても、本来の肌色以上に白くなることはありません。

それよりも色黒であることのメリットに目を向けましょう。

また、これ以上日焼けで色が黒くなりたくないという方は、

バランスの良い食事と睡眠を十分に取ることと、紫外線対策を怠らないことが肝心です。

皮膚は衣服の摩擦や乾燥でも黒ずんでしまうので、体を締め付け過ぎない服を着ることや保湿対策も有効です。