親不孝者の親に心配をかけてしまう特徴4個

最終更新日:2016年11月22日

自分を産み育ててくれた両親には、大人になってから多少なりとも恩返ししたいと思う人が多いでしょう。

しかし、そんな両親に対して親孝行するどころか親不孝者になってしまう人もいます。

親不孝者とは一体どんな人のことをいうのか、そしてあなたはそんな親不孝者になってはいませんか?

今回は親不孝者と呼ばれてしまう人の特徴についてご紹介します。

1.社会人になっても尚子供

高校や大学を卒業した後は、社会人となり自立し、親の援助や協力を得ないでも生活が出来るようになっていくもの。

仮に収入が少なくても、自ら「親として仕送りして」「○○買って」と言えなくはなるでしょう。

そんな中、堂々と両親に対してお金を要求したり、欲しいものを買ってとおねだりしている状態であれば、まだ社会人の自覚がなく、親に甘えている状態。

確かに親にとっての子供は、どんな年齢になっても子供ではあるものの、それを利用するような大人になってしまっては親不孝者。

親の立場や環境が分かってきている年齢になったのにも関わらず、親子関係を利用しての悪用は、親不孝者の意識の特徴でもあります。

2.自分自身を大切に出来ない

親は子供のことを一番に考え、時に自分のことを犠牲にしながら大切に育ててきた経緯があります。

どんなことからも守ってあげたい、助けてあげたいという思いを持って育ててきた子供が、自分のことを大切にしていない姿を見ると親不孝者だと感じるのです。

例えば騙されていることを分かっていながら恋人と付き合い続けたり、忙しいことを理由に粗末な食べ物ばかりを食べていたり、

悩みすぎて限界だからといって自分の命を絶とうとしたりする姿は、親からみたらとても辛く悲しい姿です。

自分以上に大切に思ってきた子供が、自分のことを大切にできていない状況を見てしまうと、居ても立っても居られない気持ちになってしまいます。

3.元気なのに連絡しない

実家から出て生活をしている子供。

仕事も毎日頑張っていて、元気でいるのにも関わらず、盆や正月にも帰省せず、また連絡も一切しないという子供は親不孝者の特徴として挙げられます。

「悩みがある」「仕事が息詰まっている」といった状況で連絡してきた場合はもちろん心配してしまうのが親。

しかし元気だから、何もないからと、何年も音沙汰ない状態であれば、余計に心配してしまうのが親です。

変わりなくやっているのであれば、たまにメールや電話をしてみるだけで、安心させることが出来ます。

報告することがない、何も状況が変わってないとしても、たまに「声を聞かせてあげる」、

「安心させてあげる」という気配りは子供としてしてあげるべきでしょう。

4.親が普通で居られなくなる状況を作る

親が今までの生活を普通に続けられなくなる状況を作ったら、それは親不孝者以外何者でもありません。

例えばニュースになるような犯罪をおこしたり、人に迷惑をかけてしまったり、

人目が気になるようなことをしてしまった場合、親としてその場所にい続けることが困難な場合があります。

世間体を気にしている訳ではなく、単に子供が起こした問題が原因で、今まで生活してきた環境を変えなければならないという状況を作ったら、

親すらも不幸にしてしまっていることに気付くべき。

親元から離れたら、子供であっても責任は別々。

しかし、世間はそう簡単に区別してくれるものでもなく、共倒れしてしまう状況になってしまいます。

親不孝者は、自分が親不孝者であるとは気付けません。

気付くことが出来たら、きっと親不孝者であるということを恥じることでしょう。

しかし自覚がない親不孝者は、今まで育ててくれたことに感謝の気持ちも持たず、自分中心で自分勝手な思考の持ち主です。

一度突き放してみたり、距離をとって、親のありがたみや大切さを自覚する機会を設けた方が良いかもしれません。