かなりヘビーな話なりますが、自殺願望のある人の特徴を見ていきましょう。
あなたの周りにもいるかもしれません。
彼らの特徴を見抜くことで、「私には手に負えないから距離を置こう」
「身近な人にいるからサポートしてあげよう」という気持ちも湧くかもしれません。
そんな自殺願望の強い人の特徴を見てみましょう。
1.大きなトラウマを抱えている
人間は生きていれば誰だって努力をしています。
大変な思いをして生きている人もいます。
過去に大変な思いをしてしまった人は辛い記憶がトラウマになってしまいます。
大きなトラウマを持っている人は自殺願望が強いです。
辛い思いをした人に対して「過去のことだから忘れなさい」というのは火に油を注ぐようなもの。
あなたのことなんか受け入れられない、と言ってるようなもの。
彼らに悪意を抱かれたり、自殺願望のサポートする結果にもなりかねません。
精神科医や心理カウンセラーでもこのような未熟な発言をしてしまうもの。
専門家もあてになりません。
大きなトラウマは消すことは絶対にできません。
自殺願望のある人から重い話を聴かされたらただじっと黙って聞くこと。
それだけしか方法はありません。
むしろ重い話をしてくるのはあなたのことを信用していること。
頑張って聴いてあげてください。
2.被害妄想
自殺願望を持っている人は被害妄想の度合いも強いです。
過去のトラウマも完全に受け入れているという人ばかりではありません。
さらに大きなトラウマを抱えてしまうのでは、と不安を抱いてしまいます。
この被害妄想があるので疑心暗鬼だったり他人に心を開けない、という人もいます。
他人から攻撃されているわけでもなく、迷惑をかけたわけでもないのに、自分が嫌われていたり避けられていると思い込んでしまう節もあります。
神経が過敏になっている証拠で、できの悪い人が見ると、何かの遺伝的な精神病だと勘違いしてしまう、というケースも見られます。
人生の重たい荷物を持っていれば、これくらいの症状など当たり前です。
3.諦めている
自殺願望を持っている人は、人生の何事も諦めてしまっている人がいます。
といってもいい意味で諦めているところもあります。
何かがうまくいかなくても、もういいや、とさっさとと辞めてしまったり、切り替えの速いところもあります。
失うものが何もないと思っている分、思い切った行動することがあります。
別に会社なんかやめたって死ぬ訳じゃないし、アホな同僚のほうが悪いんだ。
人生は完全に諦めた結果、他人にも期待しません。
それが逆にいい結果を生む場合もあります。
4.表面からは見抜きにくい
本当に自殺願望のある人は簡単に「もう死んでやる」とか、「命をかける」といった言葉は使いません。
意外に表面上はおとなしくしているもの。
思い切ったことをしてしまう場合には、おおっぴらに他人には話さず、無理にでも隠そうとするものです。
動物が死ぬ時には、飼い主の元から離れてどこかに行ってしまうということと似ています。
いつの間にやら、ふらっといなくなって、気が付いたら見知らぬ土地で亡くなっていた、という場合もあります。
逆にもう死ぬとか、ギャーギャー騒ぐようなタイプには自殺願望はありません。
逆に承認欲求が強く、誰かに助けてほしい、自分のことをアピールしたいという幼い思いがある人。
自殺願望があるのとは全く違う困ったちゃんです。
自殺願望のある人は、生まれつき大きな十字架を背負ってきてしまったのです。
うまくいけばその十字架がいい方向に転ぶ場合もありますが、最悪のケースに陥る人も多くいます。
自殺願望のある人は、表面的には大人しく、他人に心配をかけないように生きていることが一般的です。
自殺願望のある人を見抜くということ自体が洞察力のいることです。