神奈川県民の意外な特徴6個

最終更新日:2016年12月3日

神奈川県と一言で言ってもその面積は広く、そこにはさまざまな感情が渦巻いています。

そんな東京の補欠的な扱いをされがちな神奈川県民の特徴についてご紹介します。

1.横浜市民とそれ以外に分けられる

神奈川県民は他県の人に神奈川県出身というと必ず「横浜?」と聞き返されます。

それぐらい「神奈川=横浜」というイメージが定着しているため、神奈川県民は横浜市民とそれ以外で大きく分けられることになります。

実際には横浜以外に住んでいる人の方が多いにも関わらず、他県の人は横浜以外の神奈川の地名を知らないことが多いため、

これが横浜以外の神奈川県民が横浜に対して物理的な距離以上に遠くに感じる要因になっています。

2.テレビ神奈川を民放と同じぐらい観ている

神奈川県民は地元のローカル局である「テレビ神奈川(TVK)」をこよなく愛しています。

ペナントレース中はベイスターズ戦が中継され「sakusaku」や「キンシオ」「あっぱれ。

KANAGAWA大行進」などの人気番組も放送されています。

中でも「sakusaku」は毎回豪華なミュージシャンを迎え、木村カエラのブレークのきっかけを作るなど、

神奈川県民に愛される朝の長寿番組として君臨しており、

学校や職場へ向かう前には多くの神奈川県民が「sakusaku」を見ながら朝食を食べています。

3.東京にコンプレックスがある

神奈川県民は地理的に東京都に隣接しているため、気軽に東京に遊びに行くことができますが、

東京へ遊びに行った多くの神奈川県民が、帰りの電車でコンプレックスを抱えて帰ってきます。

とくに初めて「新宿駅」を利用するときは、神奈川県民は東京の洗礼を受けることになります。

また場所によっては神奈川県内でも東京の通勤圏内なので、逆に東京に住むということがなく、いつまでも東京に対して部外者のような気になってしまいます。

4.町田は神奈川だと信じている

東京都町田市は地理的に神奈川県の内部まで侵入しているため、神奈川県民にとっては地元のような親近感があります。

買い物や遊びに行くにも、町田という街は東京都民よりも神奈川県民に多く利用されています。

とくに小田急線ユーザーは横浜に行くよりも町田の方がはるかに行きやすいため、町田が東京都であるということを理解することができません。

東京に緊張してしまう神奈川県民にとって、町田は唯一緊張することなく、わがもの顔で歩くことができる庭のような場所です。

5.甲子園予選に熱い

神奈川県は野球が強い高校が多く、甲子園予選では毎年激戦が繰り広げられています。

「横浜高校」や「桐蔭学園」「東海大相模」などの強豪校がしのぎを削り、去年の甲子園出場校があっさり負けてしまうことも珍しくありません。

「神奈川を制すものは甲子園を制す」とまで言われ、神奈川県予選の決勝は甲子園の試合よりもハイレベルになることもあります。

決勝戦は横浜スタジアムで行われ、当日は多くの野球ファンが球場に詰めかけます。

もちろんTVKでも毎年中継され、神奈川県民の注目を集めています。

6.サンマーメンは全国のラーメン屋にあると思っている

サンマーメンとは、サンマが入っているラーメンだと思われがちですが、魚は一切入っていません。

あんかけのようなとろみがかかったスープに、ひき肉と野菜がたっぷりと入ったラーメンです。

神奈川県内の中華料理屋やラーメン屋には当たり前のようにメニューとして提供されているサンマーメンですが、県外の人はまったく知りません。

それもそのはず、サンマーメンは神奈川県内でしか通用しないラーメンです。

横浜発祥のとても美味しいラーメンなので神奈川県に来た際にはぜひ食べてみてください。

神奈川県民は東京や横浜などの大都市に隣接しているからこそ複雑な感情を抱えています。

しかし実際には海や山など自然に囲まれ、都市部も発達し交通にも便利なので、生活するにも観光するにもうってつけの場所です。

横浜以外は地味な印象でも、それは背伸びをしていないと考えることができます。

いつでも自然体でいられる県、それが神奈川県です。