ソシャゲに課金してしまうソシャゲ廃人の特徴4個

最終更新日:2016年12月16日

ソーシャルゲームに熱中するあまり課金が止められないユーザーのことを“ソシャゲ廃人”と呼ぶことがあります。

彼らはゲーム依存症でもあり、ゲームを攻略することに必死になるあまり莫大な金額をゲームにつぎ込んでいるのです。

今回はソシャゲ廃人に共通する特徴を具体的な例をあげながらまとめてご紹介致します。

1.熱中する期間は長いが、冷める時は一瞬である

ソーシャルゲームにのめり込む人の多くは“熱しやすい”性格をしています。

それ程興味が無かったゲームでも、一度「あ、これ面白いな」と感じたが最後、どっぷりハマり込んで抜け出せなくなってしまう傾向があります。

さらに凝り性のため、ほどほどにゲームを楽しむという芸当はできません。

全てのチャレンジをクリアするのはもちろんのこと、ゲーム内キャラクターやレアアイテムなど、

ゲームに登場する全てのものをコンプリートしようと躍起になります。

他のプレイヤーと対戦してスコアを競うようなゲームであれば、ランキング上位に食い込むための手段も選びません。

ゲームをクリアするため、他のプレイヤーに勝つためには課金して自分のパーティーを強くする以外方法はないため、

ソシャゲ廃人達はただひたすらゲームに課金し続けます。

課金が止められないソシャゲ廃人は家族や友人にいくら課金を止めるよう忠告されても決して止めません。

しかし、そんな彼らも熱中していたゲームをキッパリ止める瞬間があります。

それは、「ゲーム設定の理不尽さをはっきり認識した時」です。

例えば、何十万円と課金して限定キャラクターの出る(可能性がある)ガチャを引いたとします。

ガチャを引いた回数が多かったにも関わらず、全て大外れだった時。

大金をドブに捨てたことを痛感します。

これまでソシャゲに貢いで散財してきた自分の愚かさにようやく気付く人もいるでしょう。

気が付いた瞬間、そのゲームアプリを二度と起動しないようアンインストールしてしまう人もいます。

ソシャゲ廃人は熱してから覚めるまでの間隔は長いのですが、冷める時は一瞬であるという特徴があります。

2.ゲーム運営側の策略を理解していながら自制できない

ソーシャルゲームを配信する運営会社はボランティアでゲームを制作・配信しているわけではありません。

営業利益をあげるため、ユーザーがゲームに課金せざるをえない状況を作ることに日々奔走しています。

大抵のゲームは、初期段階なら無課金ユーザーでもそこそこ楽しめる作りになっています。

しかしストーリーが進むにつれて課金しなければクリアできないレベルまでクリア難易度が上がる設定にされているものがほとんどです。

その結果、ある程度ゲームを進めてきたユーザーは「せっかくここまでレベルを上げてきたのから、

少し課金して有利にゲームを進めよう」という心理状態に陥ります。

ソシャゲの課金地獄にどっぷりハマってしまうか、きっぱりゲームから手を引くかはここがターニングポイントになります。

無課金ユーザーの大半は「無料インストールしたゲームに課金するのは馬鹿らしい」とゲームそのものから遠ざかります。

しかし、課金してでもゲームをクリアしたいと思う一部のユーザーがソシャゲ廃人への道を選んでしまいます。

課金ユーザーは決してゲーム運営会社の思惑に気が付いていないわけではありません。

「金儲けしようとしているな、えげつないな」とわかっているにも関わらず、ゲームの続きが気になるあまり自分を律することができません。

毎月のソシャゲ課金限度額を自分で決め、きちんと守っている人はまだ“廃人”ではありません。

課金したい時に好きなだけ(借金してでも)課金してしまうのが本物の“ソシャゲ廃人”です。

3.どれだけゲームに課金したか把握していない

課金無制限のソシャゲ廃人は、自分がいくらゲームにお金をつぎ込んだのか正確な数字を把握していません。

毎月の携帯利用料金やクレジットガード専用口座の残額すら頭からすっぽり抜け落ちていることがあります。

もちろん、知らぬ間にソシャゲ課金がかさんで多額の借金を背負っているかもしれないことにも気が付きません。

ゲームに熱中している間は誰に何と言われようとも無視を決め込んでしまうので、

数百万にのぼる借金の請求が来るようになって初めて我に返るケースもあります。

4.生活がゲーム中心なので学業も仕事も手につかない

ソシャゲ廃人になってしまうと、日常生活の全てがゲーム優先になってしまいます。

常時スマホや携帯をいじっていなければ落ち着かず、家族や友人と会話する時間すら惜しみ、

もちろん頭の中は常にゲームのことでいっぱいなので勉強も仕事も碌に手につきません。

むしろ勉強する時間があるならゲームをする、というスタンスを貫きます。

そのため、ゲームにのめり込むあまり学校を中退したり、仕事を辞めて引きこもり生活に突入してしまったりするソシャゲ廃人もいるのです。

課金を止められず借金を背負うユーザーの多くが収入のない学生であったり、

低収入の(または無職で貯金を切り崩して生活しているような)社会人であったりするのはこのような理由があるからです。

ゲーム運営会社が仕掛けてくる甘い誘惑に負けてひたすらゲームに課金してしまう人にはいくつかの特徴があります。

例えば、熱しやすく執着心が強かったり、金銭感覚に乏しかったり、自分自身をコントロールできなかったりするという特徴が見られます。

しかしソシャゲ廃人となってしまった彼らは、課金すればするほど自分が損をするということを心の奥底ではちゃんとわかっているのです。

それにも関わらず、「痛恨の一撃」とも言えるショッキングな出来事でも起きない限りはゲームそのものから手を引くことができません。

日々無制限に課金を続けているといつか莫大な負債を背負うはめになるかもしれません。

自分はソシャゲ廃人だと認識している方は、まずはこれまでの課金総額を割り出した上で毎月の課金限度額を設定してみてはいかがでしょうか。

もしかすると、ゲームに課金したお金で車が買えていたかもしれません。